261件のひとこと日記があります。
2019/08/10 08:08
県勢の初戦雑感。
相手はかつて、全校生徒が三千人を超えていたマンモス校。加えて未だ甲子園未勝利、とくれば大応援団とともに球場全体も交えたアウェー状態になるのは想像出来た。
ましてこちらは全国優勝経験校。サッカーでも知名度が高く、ヒールにされるにはもってこいの標的だった。
灼熱の太陽と共に、地鳴りのような大声援が選手の身も心も蝕む。少々残酷にも思える、悪夢のような逆転負けであった。
エースは打たせて取るタイプ。守備が盛り上げリズムを作る。県大会の防御率0.68は、味方の固い守りがあってこその賜物だった。
それが…。自慢の守備陣がイージーミスを連発。大声援に圧されてか、一歩目が明らかに遅い。逆転された7回も、普段ならセンターライナーでチェンジ。二点リードの状況が、逆に一点ビハインドになってしまった。
序盤は狙い球を絞って球数を投げさせ、勝負どころでは一気に畳み掛ける。相手の攻撃も勿論見事であったけれど、それでも普段通りプレー出来ていたなら逆転まではされなかったと言い切れる。
申し訳ないけれど、この感情は覆らない。負け惜しみとは思わない。
ただ。甲子園で勝ち抜くには、このメンタル面が一番重要だったりする。逆境を押し退ける力。チームの士気を高めるムードメーカー。起死回生のスーパープレー。このチームには、そのいずれもが欠如していた。
どうも仲良しの『サークル』に思えてしまうチームの外面。一体感が感じられない。試合に負けて泣くのに、肝心の試合中に『絶対に勝つ』という姿勢が見られないこと。これは書くべきではないので控えるが、正三塁手の離脱も、一員として考えられるのかもしれない。
このチームが県大会『三冠』を果たしているという実状。やはりあのチームの復活は不可欠であると実感した。
甲子園で勝ち上がれるチーム。やはり夏の代表は、そういったチームに出て欲しい。優勝とか大事はいいから、記憶を残すチーム。現状に物足りなくなってきているアタシです。
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マイマイ(+9)さん
エルちゃん、ありがとうございます。
アタシのこの感情。同調して下さるだけで嬉しいです。
育英・荒井監督は変わらない。それで全国制覇しているのですから。でも、変化がないと甲子園では勝てません。もう置いていかれてしまっているんです。
『あのチーム』敢えて伏せるのは、健大に対するリスペクトと、県内の保守的なファンへの皮肉を込めてます。
あ、書いちゃった(笑)。 -
エルさん
群馬の土壌やファンの意識から変わっていく必要性があるのですかね。
【観衆味方につける】今や甲子園の勝つセオリーの一つです。
アルプスとの一体化も含めて。
あのチームって。笑笑 -
マイマイ(+9)さん
エルちゃん。ありがとうございます。
群馬はあのチームが復活しないと終わりでしょう。県内の有力処を集めてこの体たらく。育英が頂点でいる限り甲子園では勝てない。既に秋の段階で解っていたはずですが、改めて実感させられています。
あのチームは劣勢になると起死回生のプレーを出してくる。観衆を味方に付ける全力プレー。何より勝負に対する執念が素晴らしかった。
それが何故か育英を相手にすると勝ちきれない。これは群馬では『県外人軍団』のこのチームを受け入れきれていない風潮があるからかもしれません。
県内のファンの保守的な考えから見直す必要がありそうです。甲子園で勝つチームが見たいなら、つまらない拘りは捨てないといけません。考えが古いんです。 -
エルさんがファイト!と言っています。
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エルさんがいいね!と言っています。
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マイマイ(+9)さん
先輩である光成が、やはり久我山の先輩である井口監督率いるロッテ相手に粘投。味方の助けを借りて、見事に後輩の雪辱を果たしてくれました。
やはり彼は偉大でしたね。
『投手と心中』荒井監督のスタンスにマッチした素晴らしい投手でした。
でもねえ…。そんな投手、そうそう出ないでしょ。去年の恩田といい、今年の梶塚といい。最後が可哀想になる姿で終わっている。
『エースは最後までマウンドに』美学かな?一度負けたらお仕舞いなのにね…。