秋の天皇賞　シンザン対ライスシャワー予想対決　俳句編

京都競馬場は秋晴れ。
シンザンとライスシャワーも芝生広場で日向ぼっこ。
ラ「食欲の秋や」前肢の蹄で器用に栗を割って食べている。
シ「秋の天皇賞やな。見所は3歳対古馬」
ラ「僕は3歳」
シ「僕は古馬」
ラ「予想対決や！5頭フォーメーション3連単」
シ「教養の秋、俳句対決！」
ラ「毎回色々考えるなぁ」
シ「秋の天皇賞にちなみ《秋の天(そら)》から始める。最後の5字で馬名の頭文字組合わせて文にする、難しい？」
ラ「先にやって」
シ「《秋の天(そら)　先行く娘　マジ！大事》」

《マ》リアエレーナ
《ジ》ャックドール
《ダ》ノンベルーガ
《イ》クイノックス
《ジ》オグリフ

ラ「なるほど！」
シ「先行く娘とは先行するマリアエレーナ、どんどん前に行く娘がマジ心配な父クロフネの気持ちを詠んだ句。先週、1枠で負けた孫ガイアフォースの事もあってすごく心配や。クロフネも秋天出走目指してたが当時外国産馬2頭しか出走できなかった。何とか父に秋の盾をと思う娘…ケガ無く無事にと思う父、《秋の天》には天国の父クロフネも掛けた」
ラ「う、うまい…プレバト見てる？」＊プレバトはTV番組
◆シンザン三連単フォーメ1､9→1､9→5､6､7

ラ「《秋の天(そら)　駆け出しながら　爺じ、まだ？》」

《ジ》オグリフ
《イ》クイノックス
《ジ》ャックドール
《マ》リアエレーナ
《ダ》ノンベルーガ

ラ「直線向いて残り400m、抜群の手応えでスパートかけようと、はやるジオグリフやけど、祖父キングカメハメハに全力で追うタイミングを心の中で問いかけてる句。なんと言ってもキンカメはダービー、NHKマイル勝ち馬で府中の鬼、その大好きな祖父に直前の故障引退で出走叶わなかった秋の盾を一緒に取ろうとしてる姿。僕も《秋の天》に天国のキンカメ掛けた」
シ「ブラボー！感動したでー！ここまで出来るとは？！」
◆ライス三連単フォーメ6､7→9→1､5

クロフネは去年、キングカメハメハは3年前に亡くなっている。
奇しくもこの2頭、東京G1で2勝の府中の鬼、どちらも秋の天皇賞に出れば間違いなく1番人気、いや勝利していた筈。しかし両者共に出走叶わなかった。その血を継ぐ者の勝利なるか？

さて、今回の対決勝者はシンザン？ライス？