日本ダービー《シンザンとライスシャワーのサイン予想》

シンザン「92回！ダービー！」(叫ぶ)
ライス「すごいテンション高！」
シ「ちょっと上げてみた」
ラ「一世一代のレース」
シ「僕は勝った､君は2着か」
ラ「ダービー､僕は18頭16番人気で大健闘。ミホノブルボンには7馬身離された笑」
シ「僕の時代は27頭立て。第1コーナー通勤ラッシュの電車並みの大混雑や。18頭なんて朝10時頃やな。チカンもおらんわ」
ラ「1コーナーでチカンが出たん？」(天然炸裂ライス)
シ「物の例え」
ラ「今回サインある？」
シ「牡馬G1戦線には続く物語がある。宮崎賢治(銀河鉄道の夜)」
ラ「そうなん？」
シ「ホープフルで銀河鉄道に出てくる北十字(クロワデュノール)とジョバンニ(主人公)が1､2着。そして皐月賞では2着､4着。さあっ！ダービー！どうなる？この物語…」
ラ「何となく判った気がする…」
シ「ほう、それは？」
ラ「それは(銀河鉄道の夜)。これは…《銀が鉄､銅…乗るよ！》と訳す」
シ「なるほど！見事」
ラ「主人公ジョバンニの着順。ホープフルは2着で《銀》、皐月賞は馬券外4着を《鉄》で表現、今回ダービー《銅》、つまり3着、に乗るよ！って」
シ「やるなライス！っていいたいが…まだ浅い」
ラ「…」
シ「ホープフルは牡馬クラシックに繋がる始まり、銀河鉄道の始発駅北十字(クロワデュノール)にジョバンニが来る」
ラ「つまり序盤、ジョバンニだけに…ｸｯｸｯ」(ご満悦のライス)
シ「そして中盤､皐月賞、列車の向かう先が南十字だと知るジョバンニ。北十字から南十字へ。北十字は北半球から見えるが南十字は南半球からしか見えない。勝ち馬ミュージアムマイルには南半球ブラジルから来たモレイラ、彼しか行先の南十字は見えなかった。そして終盤ダービー、南十字に到着、乗客は全員降り、残るはジョバンニのみ。車掌には(あなただけが特別な切符をお持ちです)と告げられる。ジョバンニ乗せた列車が進む先は…これが物語の答や」
シ「ジョバンニが主人公や」
シ「僕が最初に叫んだ意味が判ったやろ」
ラ「？」
シ「僕なんて叫んだ？」
ラ「92回！ダービー！」
シ「《9､ジョバンニか〜い！ダービー！》って言ったんや」
ラ「そう思って聞いたら聞こえる！上手く馬番9引いたな。」
シ「主人公に相応しい引き。持ってるな」

さて、どうなる？