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2018/06/07 01:55
英・仏ダービー
いままで日本馬の海外挑戦を数々見てきましたが、先日はまた違った興奮がありました。
まずは6/2日本深夜、ディープインパクト産駒(日本産馬アイルランド調教馬)のサクソンウォリアーが名門Aオブライエン厩舎からデビュー4連勝1.8倍の1番人気で競馬の祖国英国ダービー1番人気で出走しました。239回という長い英国ダービーの歴史のなかで、1倍台の人気というのはサクソンを含む15頭しかいないという人気の中、不利といわれる1番枠からの発走。優勝はゴドルフィンのマサー、サクソンは4着でした。敗因は距離では?と言う声もありますが、道中マークもキツく勝負どころで壁になり包まれて不完全燃焼な感じではありましたね。残念な気持ちで翌日の夜、仏ダービーを迎えました。
こちらにもディープインパクト産駒のアイルランド産馬、スタディオブマンが2番人気で出走。直線は激戦で力が入りましたが、最後グイっと抜け出して優勝。日本ダービーのワグネリアンとディープインパクト産駒の日仏2カ国ダービー制覇となりました。
2頭のディープ産駒の活躍により、これからさらにディープの血は求められるでしょうし、オルフェーヴルの血もいずれは求められるでしょう。新しい時代がきたように思いました。私が競馬を始めたころは“名馬の墓場”といわれていた日本競馬。それが今や日本産馬の血が求められる時代に。既に豪州ではディープ旋風が巻き起こっています。ウインクスの母もディープとつけるようですし、愛クールモアからは既にマインディング・ウインターがノーザンに送りこまれています。ディープを中心にサンデー系が世界に広がろうとしています。
http://www.awaan.ae/live/25/Dubai-Racing