クランモンタナ小倉記念制覇

2016年8月7日に行なわれた第52回小倉記念を制したのは、ディープインパクト産駒のクランモンタナ。
自身はこれが重賞初制覇。これで二年目産駒（2009年生まれ）は平地重賞勝馬が17頭目になった（障害含めると19頭目）
JBISのデータを見ると、サンデーサイレンス産駒で最も重賞勝馬の多い世代は2001年生まれの17頭（平地のみ）
ディープインパクトはまた一つ父サンデーサイレンスの記録に肩を並べた。
それにしても今日のクランモンタナの走りはおおよそディープインパクト産駒らしくなく、だからこそディープインパクト産駒の層の厚みを感じた。
7歳、40戦目にして重賞初勝利というのもまた、ファンとして祝福したくなる要素満点である。
さらに言うと今回の小倉記念で掲示板に乗ったディープインパクト産駒は4頭。
1着7歳クランモンタナ、3着7歳エキストラエンド、4着8歳ダコール、5着7歳マーティンボロである。（2着は4歳ハービンジャー産駒のベルーフ）
中央王道路線には残念ながら一歩足らずとも、ローカル重賞では健在ぶりを発揮するところも層が厚い証拠。
それにしてもディープインパクト産駒早熟説がはびこっていた頃が懐かしく感じるほどの快進撃だ。