競輪
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2018/07/29 14:20
7/29（日）クイーンS考察〜コース特性を考える〜
夏競馬を攻略する上で私が非常に重要だと思っているのが、中央4場とそれ以外の競馬場のハード面での違い。一番大きいのが直線の坂の有無で、中央4場の中で直線平坦なのは京都競馬場のみだが、地方になるとその傾向は逆転し、直線に坂があるのは中京と福島の2場となる。ちなみに坂の傾斜にも当然差があり、傾斜がキツいのが中山、中京、阪神で、東京と福島は上りの途中から平坦となるので傾斜が弱い。阪神好走馬が中京でも好走する傾向があるというのは、こういう理由からだ。
では、上記の知識をどう活かすのかなのだが、大まかに言うと坂がある方が差しが決まりやすく、直線平坦な方が前残り傾向がある。当然ペースなどの色々な要素があって脚質の有利不利が発生するので一概には言えないのだが、少なくとも坂を上るパワーが必要ないので軽斤量の先行馬が好走しやすいのではないかと思っている。
さて、クイーンSとはどういうレースだろうか。傾向を挙げていくと、時計が速い、3歳馬が強い、逃げ・先行が強い、前走ヴィクトリアマイル組が強い、等。ヴィクトリアマイル組が強い事に目を向けると、このレースで先行している馬でも関係なく3着内に来ている事が特徴として挙げられる。メンタル的な影響を考えれば、差し馬の距離延長は良く、先行馬の距離延長は良くないのだが、クイーンSに関してはこの傾向が当てはまらない。
そこで考えられるのが、速いラップが必要なレースだという事。速いラップを刻む能力に関してなら、短距離の方が当然ラップは速いのだから距離延長は関係がない。そして、直線平坦というコース形態なので、坂のある競馬場と違って最後に負荷が掛からないのだから、気分良く速いラップを刻んでいれば最後まで押し切れるというわけだ。
そういうわけで、クイーンSで重視したいのは速い時計での好走経験があるかどうか。個人的に特に関連が大きいと思われるのが、NHKマイルC、桜花賞、福島牝馬S、京都芝1800などで、これらのレース経験がある馬を重視したい。
本命は��リバティハイツ。3歳牝馬、前走桜花賞というのも良いし、個人的にはFレビューを評価したい。あの速いラップで終いもまとめて勝つというのは能力を感じるし、クイーンSで求められる能力に合致していると思う。
他に評価する馬は福島牝馬S好走経験があり、先行でも走れるフロンテアクイーン、京都芝1800の経験多数で直近の成績が良いアンドリエッテ。
ディアドラは間違いなくこの中で一番強い馬だと思うし、ドバイでも本命にしたぐらい評価しているが、速いラップが必要で先行有利なクイーンSの適性には疑問符が付く。4番手以下の評価に留める。ソウルスターリングは間違いなく適性があると思うが、最近のレースの状況を見ると、どうもメンタル的な部分に問題を抱えている感じがしてならない。本命視は出来ないだろう。
買い目は��1着固定、相手�イ�3連単軸2頭マルチ、�Α櫚キ┐�ら流す3連複FM
- パワー
- リバティハイツ
- フロンテアクイーン
- アンドリエッテ
- ディアドラ
- ソウルスターリング
