22件のひとこと日記があります。
2012/07/14 06:20
キングジョージを考える
ディープブリランテが出走予定のキングジョージが迫ってきましたね。
しかし、キングジョージが行われるコースは、始めに下りで、
その後はずっと登り坂なので、逃げ馬や掛かる馬に不利なようです。
それを象徴するかのように、近年の優勝馬はデインヒル系とサドラーズウェルズ系で占められているようです。
ヨーロッパの長距離ではお馴染みのこの2系統ですが、
特にキングジョージが向いているようですね。
その理由は、登り坂をこなす体力と、なにより従順な気性でしょう。
折り合う心こそがキングジョージ攻略のポイントだからです。
この2系統は日本では切れ味不足ですが、ヨーロッパの深い洋芝の上り坂コースでは、
他のヨーロッパ血統より瞬発力が明らかに上な様です。
昔、キングジョージと凱旋門賞でハーツクライとディープインパクトが、
日本向きの瞬発力で早め先頭に立ったところを、
ヨーロッパ向きの瞬発力で切れ味鋭く差し切ったのが、
これらの系統の本領だと思います。
勿論、スタミナと底力にも優れた2系統ですね。
ディープブリランテは、コレまでのレース振りからも、
血統面からも折り合う心がこの2系統には、ちょっとかないそうにありません。
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田中氏田中氏さん
どうもスーパーやっちさん、コメントありがとうございます。
今年の有力馬3頭ともサドラーズウェルズ系とは知りませんでした。
比較的長距離では高速向きのデインヒル系は有力馬に不在で、
重い馬場の長距離向きのサドラーズウェルズ系だけに有力馬が片寄っているという事は、
もしかしたら、サドラー得意の後方からゆっくり追い込む競馬で、
有力3頭が牽制しあう可能性もあってレース展開も今から楽しみになってきました。
ディープブリランテは出し抜けを狙うでしょうから、
きっと内容のあるレースが見れそうですね。 -
スーパーやっちさん
こんばんは、スーパーやっちです。そう言えば、キングジョージの過去に優勝馬は、ほとんどがDanehill系統とSadlers’Wells系統が大半でしたね。
今年の有力3頭は全てSadlers’Wells系統ですね。ディープブリランテは、道中のポジションはダービーと似た位置を取り、Sadlers’Wells包囲網を打破出来るかが見所となりそうですね。
St Nicholas Abbey(父:Monjeu)
Nathaniel(父:Galileo)
Sea Moon (父:Beat Hollow)