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2012/09/10 21:28

先週のレコード馬場

中山コースの脅威のレコード馬場に感動したので、先週の馬場時計を並べて考えて見ようと思います。
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土曜日          タイム 上がり ペース 1着馬上がり
2歳未勝利 1600m芝・右外 1:33.8 3F 35.4 M  35.1
2歳新馬  1200m芝・右外 1:10.3 3F 36.1 M  35.4
3上500万  1200m芝・右外 1:07.0 3F 34.3 M  33.8
2歳500万  1800m芝・右  1:46.4 3F 35.7 M  34.6 レコード
3上1000万 1600m芝・右外 1:32.3 3F 35.2 H  34.8
3歳牝OP 2000m芝・右  1:58.4 3F 34.6 M  33.5

日曜日          タイム 上がり ペース 1着馬上がり
2歳未勝利 1200m芝・右外 1:08.7 3F 35.0 M  35.0
2歳未勝利 1800m芝・右  1:51.4 3F 34.4 S  34.1
3歳未勝利 2000m芝・右  2:00.0 3F 35.8 M  34.7
2歳新馬  1600m芝・右外 1:37.2 3F 34.4 S  34.2
3上500万  2000m芝・右  1:59.0 3F 35.0 M  34.4
3上1600万 1200m芝・右外 1:06.9 3F 33.9 M  33.2 レコード
3上G3  1600m芝・右外 1:30.7 3F 34.5 M  33.1 レコード
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先週の芝時計を並べてみると、レコード乱発馬場である事はよく分かる。
だが、世界最高峰の高速馬場を差して勝つ競馬は、日本独自の競馬であり、
その様な競馬で勝つ馬は、日本での最高傑作と考える事も出来ると私は考えます。

つまり、先週レコードで駆けた3頭こそが、日本馬の最高傑作と言えるのではないでしょうか。
3頭をよく調べる事で日本の最先端が見えてくると思う。

 アスター賞を勝ったミヤジタイガは、前走OP特別を5着に負けた馬で、
岩元市三厩舎&鞍上和田竜二の最強タッグ。
父はネオユニヴァース、言わずと知れたクラッシク血統。

 セプテンバーSを勝ったニシノステディーは、父グランデラの牝馬。
父ジェイドロバリーも如何にもスプリント向き。
この馬に日本スプリントの最先端が見える。
詰まり、牝馬であるという事は、斤量減の恩恵もあるし、しなやかな切れを出せる筋肉を持っている。
父ダンチヒ系で母父もスピードとパワーが豊富。この様な馬こそが日本スプリントの最先端なのは間違いない。
カレンチャンスリープレスナイトアストンマーチャンなどと、この馬の意味は似ている。

 京成杯AHを勝ったレオアクティブは、3歳馬だから斤量54キロ。
父はアドマイヤムーンで母父はオペラハウス。JCや天皇賞秋に向きそうな配合ですね。
これからの時代は、中距離でもスピード競馬で差し切るアドマイヤムーン産駒が大活躍する事を暗示していると思う。
古馬G1も3歳馬が軽斤量にモノを言わせて、席巻する予感も走る。

デビュー2戦しかしていないミヤジタイガ以外の2頭は、新潟での勝ち鞍があった。
きっと、今の中山コースは新潟に近い存在なのでしょう。近い将来には東京コースも新潟に近づく事になりそう。
その時は、今以上にタニノギムレット産駒アドマイヤムーン産駒が、日本での地位を上げそうですね。
それにしても日本の馬場は5年程度のスパンで、時計が進歩する傾向があるようです。
2000年頃には、秋の中山が劇的に高速馬場に変化したのを記憶しています。
しかし、今、中山コースは更に更に速くなりました。この傾向が続けば日本から異次元のスピードを持った
世界を揺るがすスーパーサイアーが誕生するのも、そう遠い未来では無いような気がします。

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