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2012/09/16 23:05

オルフェーヴルのフォア賞を観戦して

超スローでレースが流れたからでしょうか、案外実力に差がある相手でしたが着差は開きませんでした。

そして何より、ラビットの騎手とオルフェの鞍上の連携プレーに驚愕しました。

 以前に私は、雑誌で安藤勝己騎手が「海外遠征は地元の騎手を使うのがベスト」の様な発言をされているのを読んだ記憶がありました。
 しかし、そんな事は無い。安藤騎手だって腕は海外騎手に劣らないし、
初めてに近いコースの馬場読みも神掛かっているので、その考え方は間違いと考えていました。

だが、その考えは今日のレース展開を見て、安藤騎手の方が正しかったのだと痛感させられました。

それでは、フォア賞のレース展開を振り返ってみたいと思います。
スタートはオルフェが立ち遅れ、しかし、ヨーロッパの長距離なので
全馬が位置を取りになど行かないので問題なく馬群の最後方に取り付く。
その間にオルフェのラビットは好発からスムーズにハナを奪う。
オルフェは道中いつも通りに折り合いを欠き気味で鞍上が暫くすると内へ入れる。
コーナーからフォルスストレートでも最後方で進み、直線に入る処で他馬が外へ出したが、
オルフェはそのまま内を突く。するとコーナーを曲がり終えて直線に向いた時には
外へ向いた馬に並ぶ感じで既に先頭は射程圏に。
しかし、埒沿いなので前は全く進路がない。だがその時オルフェの鞍上が何か叫ぶ!
すると次の瞬間、前を走るラビットが一頭分埒沿いを開けた。
勿論、オルフェは開けられたウイニングロードを通って真っ直ぐ、そのままゴールした。

これが競馬文化の違いなのでしょうね。
ラビットあり、同厩舎は一括りのオッズ(フランスも確かそうでしたよね?詳しくないので自信が無いですが)。
ラビットの騎手とオルフェの騎手の連携は、まるでプロ野球のダブルプレーの様に完璧でした。

だが私は諦めが悪いので、海外遠征には地元騎手と言う意見は認めた上で、更にその上を考えました。
それは、今回のレースでもオルフェに池添騎手を乗せても地元騎手に劣らない作戦です。
ラビットにも日本人騎手(又は指示に忠実な外人騎手)を乗せて、今回と同じ連携プレーをやるのです。
日本でやったらアウトですが、ラビット制のある海外では、この作戦が日本人騎手でも十分やれると思います。

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