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2017/11/18 18:56
ワグネリアンを超えろ!
東京競馬場に行き、東スポ杯を見てきました。結論を先に言うと「馬券には手が出なかった」ので「見てるだけ」になったのですが、あのオッズではどうにもなりませんでした。原則的に複勝かワイドしか買わないからです。
いつもメインまでは馬場読みに専念しています。趣味でダートも見ていますが、基本的には芝です。合間にちょこちょこ馬券を買いますが、だいたい当たりません。今日も2つ買って外れました。
レース展開が様々で読みづらいところもありましたが、軽さはあるだろうと判断しました。まだ内がいい傾向は続いていますが、外に出しての差しも決まっているので徐々に公平になっていると思いました。この馬場なら実力がある馬が上にきます。紛れの生じにくい馬場ということで、東京芝は一つを除いて人気馬が2頭以上きていました。
最近は時計だけでなく馬体を見ながら馬場を予測します。キレッキレの瞬発系が台頭しているのか、それともガチムチのパワー型か、前者であれば軽い馬場、後者なら重い馬場です。中間の兼備型が多いので、どちらかに寄れば判定はしやすくなります。人気の馬がどのタイプで、どこまできているかを見ていけばだいたい分かります。したがって、パドックではデキだけではなく馬場レベルの推測もするために馬を確認しています。
今日はパワー型が勝ったレースもありましたが、それは短距離なのでありうることです。1600m以上のレースでは瞬発系が台頭しており、速い上がりも出ていたので軽い馬場であると判定しました。
東スポ杯は軽い馬場ならワグネリアンだと思っており、相手はゴールドギア、ルーカスとなります。ゴールドギアは速い上がりで新馬戦を勝っており、ルーカスは札幌で強い勝ち方をしたので能力的に通じるだろうと考えました。
パドックではまずワグネリアンのデキが素晴らしいと感じました。トモに厚みがあります。思ったよりパワーがあるようです。瞬発系ディープだと思っていたので修正しました。これならもし時計勝負になっても、あるいは小雨で馬場が少し重くなっても問題はありません。ただしずっとチャカついていてテンションは高い。ルーカスは逆に薄手のタイプで、モーリスとは印象が異なります。歩様がやや硬い感じもあり、クラシックという雰囲気は感じませんでした。ゴールドギアは瞬発力がありそうですが、2人引きでリップチェーンを着けているように、やや難しい面があるかもしれません。シャルルマーニュは前走と印象は変わりませんでした。徐々にうるさくなっているのが気になります。
ワグネリアンはスタートしてからすぐ引っ張って押さえ、道中は僅かに行きたがりながら折り合いに専念。ペースが速かったのも幸いしたと思います。直線では外に出して仕掛けられると素早く反応して突き抜けました。このレースに関しては言うことがありません。あとは成長力と距離延長への対応です。次走は弥生賞と発表されました。まさにそれを試すにはいいレースです。
正直言うと、まだこれで決まりという感じはしません。。でも現時点ではかなり強いので基準になる馬だと思います。カデナやサトノアーサーに近いイメージがありますが、それよりは強いんじゃないかと感じました。トモの張りが本当に良かった。完成度が高い馬なので、春までに追いつける馬が出てくるのか、それとも距離をこなして突っ走るか楽しみですね。