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2018/12/25 15:01
有馬記念
有馬記念。暮れの風物詩として定着しています。今年も終わりだなあと感じます。終わり良ければ総て良しと言いますが、毎年難しいレースです。今年も難しかった…
中山芝は開幕週こそ軽い馬場でしたが、その後は通常レベルの重い馬場となっていました。基本的にはパワー型が有利となります。しかし、土曜日から見ていると、どうも内が悪くなっていて外差しの傾向でした。特殊馬場になると力通りには決まらないので難しくなります。狙っている馬が内枠だったのでちょっと嫌な感じがありました。
当日は冬場にしては気温が高く、滞在は楽でしたが午前中から少し雨が降っており、昼過ぎには一時本格的に降るという感じでした。5Rには写真の通り珍しくダートで馬券を的中(しかも1着!)させたのですが、その後は馬が出てくると雨、出ていくと止むという展開になってしまい、集中できませんでした。G1デーだと1レースごとに退避することが極めて難しくなります。混雑しているためあまり長くパドックを離れるべきではないからです。この展開は昨年の天皇賞以来ですが、昨年は菊花賞と共に台風接近の中超絶豪雨であり、全く集中できないまま馬券を外しました。それに比べれば雨は少量でしたが、かなり難しい流れになったのは間違いありません。そこでダートのレースは捨てて芝のみ集中することにしました。
7Rの1200m戦はよく分からないまま終わりましたが、9Rグッドラックハンデは人気2頭の適性やデキを見抜き、心の中では見事に的中でした。パワー、そして一定の瞬発力がいる馬場です。そして外差し。極めて難しい馬場です。
迎えた有馬記念パドック。一通り見た段階では特にいい馬はいないという印象。狙っていたのはモズカッチャン、良化は僅かという印象ですが馬体は締まりました。動きもよく毛づやがいい。合格。隣のクリンチャーは腹袋が大きいので太く見えますがそれほど悪くない仕上がり。キセキがこの中では一番良く見えました。少し緩いのは前走同様、動きが大きく力強く見えます。ただし、以前は右前だったエクイロックスが左になっています。これは事前の情報通り。歩様に影響はありません。レイデオロはやや太めに見えました。あの調教だとどうしても絞れなくなります。ブラストワンピースは馬体は前走同様ですが、やや前の出が硬く映りました。しかしレース後の確認では前走と変わらないことが分かりましたので、ここにミスがありました。
さて…外差し傾向を考慮するとできるだけ外枠の馬を買いたいと思うわけで、該当する走破圏の馬はブラストワンピース、ミッキーロケット、レイデオロ、キセキです。しかしミッキーロケットはパドックではいつも平凡にしか見えない馬で、ここでもそうなので買えません。レイデオロは人気の上に太目、キセキはコース適性のなさが気になります。ブラストワンピースは上記の通りなので…ということで、買いたい馬がいないのです。そうなると夏から狙っていたモズカッチャンを買うしかなくなりました。あとはMデムさんに期待です。
しかし、騎手に期待したときは大抵当たりません。モズカッチャンはスタートから最内ではない位置を取れていたのですが、内に入ったのか押し込められたのか結局は最内を回ることに。結局距離が長かったようで直線は伸びませんでした。ブラストワンピース、レイデオロは本当にいいところを通っていました。有馬記念は内枠が有利であることが多いのですが、今回は特殊でした。馬場読みは完璧でしたが当てはめに失敗しました。昨年もそうなんですけどパドックにミスがあるとダメですね。
ということで、この日は馬券的にはトントンでした。5Rで当たった分をほぼそっくり有馬記念でもっていかれたことになります。当たったからその分を賭けようと思ったのではなく、たまたま有馬記念の資金分だけ先に儲かっていたのです。こういうこともあるのかと。以前ならオケラで帰るところですから成長しました。また来年ですね。