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2019/02/09 17:33

不振の理由、そして「仕上がる」とは何か

 前回「「実力不足」「デキがよくない」という理由での敗戦が半数を超えているとみられます」と書きました。これは年明けの馬券を振り返ってのことでしたが、少しずつその理由が分かってきたような気がします。どうも馬体に余裕がある、つまり仕上がっていないのが原因ではないかと思うのです。また同時にパワー型に偏った見方があり、パワーがある馬がいい馬という思い込みがありましたが、実際にはパワー型がまとめて台頭するレースは少数です。ほとんどのレースは兼備型、つまり瞬発力、パワーを適度に兼ね備えた馬が上にきています。そこで、中山から東京に替わったのを機に「仕上がっているとは何か」をテーマに馬を見ることにしました。

 1月開催の馬券があまりにひどく、11打数1安打に終わったことを受けて「この開催は慎重にいかないといけない」という意識が働きました。またこの開催はきさらぎ賞、共同通信杯という3歳クラシックに向けたレースがあります。恐らく人気サイドで馬券を買うことはないので、じっくり見ていく開催かなと思いました。

 しかし、こういう時に限って1Rから大穴があきます。パドックで踏み込みがいいと感じたハニーディスタフが2着に食い込み、複勝1000円をつけたのです。牝馬限定のダート1400m、僕にとってはオープニングゲームということもあり馬券は買いませんでした。トモがそれほどでもないというか、他に比べて素晴らしいというほどではなかったのもあります。しかしとにかく仕上がりがいいという印象でした。歩様にもそれが表れていたと思います。次に5Rではカフェシュヴァルツが毛づやピカピカ、やや窮屈ながらキレのある脚捌きを披露しており、東京芝1600mに高い適性があると感じました。しかしここまで2戦同じ条件で負けており、前走まで見たことがなかったため良化度合いに自信がありませんでした。馬群の後方を追走していましたが、直線では馬群を捌きながら浮上、3着に届きました。複勝410円、これも買っていません。もったいない…

 まだ確信はありませんが、これが「仕上がる」ということだと感じています。余計な肉がないので迫力は感じませんが、トモも含めてピタッとできている。同じ馬を続けて見ていれば変化に気づくかもしれませんが、そうでなくてもこの2頭の良さには気づいていました。既にそれだけの眼力は備えています。問題はこれが馬券につながらないところです。

 ここ半年余りの経験で分かったこととして、1日のうち穴馬として買える馬は2・3頭がせいぜいであり、どんなに多くても4頭です。1/27の東京では根岸Sを含めて4頭ほど穴馬を見出しました。馬券を買ったのは根岸Sだけでハズレ、もし全て買っていればプラスでした。「仕上がっている」馬を狙うことにより、この頭数が変わる可能性はあります。今まで見逃していた馬を買えるかもしれないからです。それでも平均的に1頭増えるかという程度だと思います。

 今は「いい馬」から「仕上がっている馬」を買うことにする過程にあります。パワー型から兼備型への転換です。恐らく人気馬がより良く見えるようになると思いますが、対象となる穴馬も多いので馬を見るのが面白くなりそうです。

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