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2019/10/04 13:09

8/24,25小倉

 「18年ぶりの小倉参戦」「JRA全10場のパドックに立つ」−2010年代に入って各地の競馬場を訪れるようになって、また2015年からパドックで馬を見るようになって以来、小倉のパドックに立つのは悲願でした。他の予定もありなかなか実現しませんでしたが、この度ようやく実現の運びとなりました。前日の金曜日はガチの乗り鉄、16時間の旅を経て小倉からさらに博多寄りの黒崎にたどり着きました。小倉よりホテル代が安いのでここにしました。思ったより大きな駅でした。

 小倉競馬場は小倉からモノレールで10分ほど、その名も「競馬場前」という駅にあります。ホームから下に降りるとすぐ競馬場入口です。通路すらありません。しかも入るとすぐパドックがあります。非常にアクセスが良いので驚きました。スタンド側の席は少ないのですが十分に座ることができて馬場が近く、レースの迫力は十分に楽しめます。18年前の光景はおぼろげながらの記憶でしかなかったのですが、その時の印象は良かったので改めて確認することができました。

 パドックは大天蓋の下にあります。この中途半端な"屋根っぽさ"がどこの競馬場にもあるのですが、ギリギリ雨を防げる可能性があります。この辺りは阪神と似たような感じです。恐らく設計された時期が似通っているのでしょう。ビジョンの反対側はパドックと水平に設けられておりその点は良いのですが、残念ながら柵の近くに植え込みがあり馬が外側を歩くと脚元が見えません。繋ぎのグリップとトモの動きは能力やデキを判断する重要な要素ですから、そこを間近で確認できないのは極めて痛い。また阪神と同様午前を中心に逆光気味なのがマイナスです。幸い土日とも曇っていたのでまぶしさは感じませんでした。ビジョン側は人の位置の方が高いので馬を見るには適しません。なぜこうしたのか全く分からず、無駄な設計だと感じます。比較的新しい時期に改修したパドックはパドックに立つ人のことをほとんど考えていないように見受けられます。阪神ほど酷いわけではありませんが、金をかけてでも改修してほしい点が多々あります。まず植え込みは低いものに変えるか撤去すべきでしょう。

 それから夏場に採用されているミストですが、霧が吹きすぎてもやがかかり、馬を見ることができません。これはもう最悪です。嫌がらせとしか思えないのでやめるべきです。風向きによってはミストがこちら側にきてしまうので全く意味がありません。今年から夏場のパドック周回時間が短くなりましたが、その影響は特に感じません。元々そんなに長い時間は必要がないのです。もっと短くてもよいのでミストはやめてほしい。

 以上の理由により、夏競馬の参戦は今回を機に取りやめることにしました。元々競馬を開催するには無理がある時期なのです。結果としても土日とも2の0、計4タコで終わりました。ある意味外れてくれたので決断には迷いがありません。「夏は競馬シーズンではない」ことが一連の参戦でよく分かりました。

 パドックでは修正点が全く改善できず、相変わらず大柄な馬に手を出しては失敗、後から見ると太目ということもありました。「仕上がる」という概念を十分に理解できていないと思います。ですから正直言って成績が悪かったのは上記のことが理由なのではなく、単に力不足なのではないかと分析しています。確かにミストと植え込みには大苦戦しました。しかし後から新聞を確認すると、人気馬を中心に馬体の分析はできているのです。そこで素直に買えばいいのに穴にひねろうとするからよくない。能力や適性のある馬を買って的中させることを徹底したいと思います。

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