秋競馬の方針

　夏競馬の不振を受けて秋の立ち回りを検討しました。「調教＋パドック」で買うという大きな方針に変更はありませんが、この辺りで一度総合力で勝負したいと考えました。これまでのノウハウを総動員します。これまで大レースを分析する際にやっていたことですが、特別戦を中心に未勝利戦にまで適用します。大きく言えば対象レースは「G1を除くすべてのレース」となります。特別戦が中心になるのは、登録段階で調教内容をある程度把握できるためです。騎手レベルが平場に比べるとやや高いということもあります。

　現在持っているノウハウは次の通りです。ほぼ分析のプロセスと同じになります。

◆標準時計の書き込み
◆新聞へのマーキング（いわゆる上位入線のレースを把握、標準＋αまでの上がり時計に下線）
　※以前はマーカーで標準時計＋αまでの部分を塗っていたが、再開してもいいかもしれない。
◆調教の分析、マーキング
◆パドック映像確認

　これで"当たり"がつくので、あとはパドックで馬を見ながら馬場読みをしつつ狙っている馬の登場を待ちます。馬が良ければ「買い」ということです。

◆「能力を感じない」「仕上がっている（デキがいい）」馬の扱い
　中山開幕当初は「能力がある」「仕上がっている」「適性がある」馬を買っていましたが、持ち時計があれば能力を感じなくても結果を出す傾向にあることが分かりました。「能力がある」というのは主観ですので、仮にそれを感じなくても実際には能力がある可能性もあります。その裏付けが「履歴」です。能力と履歴は代替関係にあると思われます。いずれかあればよい。ただし理論的には少しエラーがあって、履歴が良くても能力を感じないと「この度衰えました」という可能性があります。それでもデキがいい馬は周りから浮いて見えますからね。相対的に強いのならＯＫです。

「能力○」「デキ○」「適性○」…買う
「能力○」「デキ○」「適性×」…1勝クラスまでなら（極端に適性がずれていない限り）買う。2勝クラス以上は相手関係などを見て判断。
「能力○」「デキ×」「適性○」…買わない
「能力○」「デキ×」「適性×」…買わない
「能力×」「デキ○」「適性○」…買う（ただし「履歴」があり、最もよく見えた場合に限る）
「能力×」「デキ×」「適性○」…買わない
「能力×」「デキ○」「適性×」…買わない
「能力×」「デキ×」「適性×」…買わない