10/5,6東京

　東京開催だ！という喜びがあります。やはりホームトラック、負けられません。でもね…

　5日は開幕日で馬場が分かりません。一度中山での対応がリセットされますから厄介です。9月中山は軽い馬場向きの馬が台頭していましたが、東京ではさらに速いスピードが求められます。ダートでも平均的に脚を使える必要がありますので、持続力勝負の中山とは大きく異なります。加えて鉄板だと思える馬がおらず、難しい判断を余儀なくされました。
　6Rグランソヴァールは前回のリベンジとばかりに狙っていました。芝1600mで惜しくも4着、今回はダート1400mに変えてきました。馬体、履歴からは絶好の条件です。仕上がっているように見えたものの、脚捌きがやや窮屈だったので見送りました。結果は1着。このパターンは後程もう一度出てきます。また、10Rバレッティは能力、適性を感じたのですがシヴァージをはじめ他にもいい馬がいたので見送りました。結果は1着。このパターンも後程もう一度出てきます。とにかくかみ合わないというか、慎重になりすぎました。

　翌6日、毎日王冠があり人が多いことが予測できたので気が重かったのですが、他に特段の予定がないのと一時雨の予報があったため競馬場に行きました。
　3Rはヴァルナがパキパキにできていると思ったのですが、これまた脚捌きが窮屈。グランソヴァールと同じパターンです。舌を縛っているのは見栄えがせず、見送りました。結果は1着。２日連続同じパターンで的中を逃したのは痛いですね。解決方法を考えたところ、パドックで脚捌きに疑問がある場合は返し馬を確認し、問題がなければ買うことにすればよいと思います。馬は走って競走するのですから、走りが良ければ大丈夫です。恐らく返し馬で極端な問題が発見されることは多くないと思いますので、このパターンの多くは買うことになると思います。ある意味そのための措置ということです。多分このパターンはくるんです。
　昼休みに横殴りの雨が降りまして、5Rは傘をさしての観戦となりました。隣が詰まっていたので少し後ろに下がりました。
　5Rはダノングロワールが順調に仕上がり、素質も適性も十分であると判断しました。しかし好位から全く伸びず、何とか粘れるかと思ったのですが最後に差されて4着。単勝1.5でこれは辛い。待ちに待って手を出したのに落としてしまいました。トップスピードがないタイプかもしれませんが、見抜けませんでした。
　6Rはグレートバニヤンが能力、適性十分と思いましたが、叩いてプラス4キロの仕上がりに疑問があり、見送りました。結果は1着。全くかみ合わずちょっと嫌気が…
　8Rはポルーニン。デキがいいので買いました。2着。この馬は以前にも見たことがあるので比較的買いやすかった。複勝200円で息を吹き返しました。
　9Rはミスマンマミーアを狙っていたのですが、思ったより横に大きな馬でトモは厚いのですが少し余裕があるように見えました。結果は3着。4着以下との着差を考えると万全ではなく、見送りの判断は賢明という話もありますが、今週はことごとく太目判定が甘かった。この点は修正が必要です。能力、適性や履歴がある馬の仕上がりが微妙な場合、走ってしまう可能性を考慮して買うことにします。経験則によれば大抵きます。太目判定はミスが多く、能力や適性のようにはうまくいきません。ならばそれもシステムに放り込んでしまおうということです。また今後は「太い」と「余裕がある」と分けたいと思います。新聞にもそのようにメモします。さすがに太い馬は買えませんので。
　11R毎日王冠はギベオンのデキが良く、この相手でも抜けて見えたのが買いましたがハズレ。秋競馬初めて掲示板外に敗れました。事前の検討にミスがあり、トップスピードに限界があるタイプ、速い時計に対応できませんでした。ダノンキングリーは仕上がっていて動きもよかったので、人気にかかわらずこちらにすべきでした。反省。
　ここまで3打数1安打、最終があるとはいえさすがに負けを覚悟しました。12Rはバトルスピリッツが良く見えたのですが1年1か月ぶりで仕上がりがどうか。能力、適性は抜群ですが…と思い見送ることにしました。シートなどを片づけて歩き始めたのですが、返し馬だけ見ていこうと思いました。いい動きだなと思ったところで「やはりこれは買おう」と考えを改めました。結果は1着。複勝250円。最後の最後にかみ合ってなんと逆転、秋競馬7日目にしていまだ負けなしとなりました。日ごとの勝ち負けはこだわりがないのですが、そうは言っても１日には未勝利戦から始まっての流れがありますので、馬場を読み、馬を見慣れている最終レースはチャンスとなります。最近は最終でもいいところがあり、中山でも引き分けに持ち込みました。