待ちに待ったデビュー戦

　出資馬のグレイトオーサーが4/25の東京6Rでデビュー、見事に初勝利を挙げました。2019年7月に左膝を骨折し、ここまで遅れてしまいました。仮にデビューできても厳しいだろうなあと思っていたのですが、入厩してからの進境は著しく、調教欄を見ても普通の馬ではないと感じました。「ひょっとしたら…」という期待がありました。

　残念ながらパドックは映像でしか見られなかったのですが、これまた凄い馬体で驚きました。筋肉の鎧というべきです。まだ絞れる余地はあるものの、見た目については体型からくるものもあると思います。どう見ても未勝利で終わる馬ではありません。いや、それどころか重賞級ではないかと見ています。

　レースはスタートから出て行って、首を折って行きたがる仕草。そう、これは母のディアデラノビアそのものです。そのまま折り合いに専念して追走、直線は大外に出されてまだ持ったまま。残り200mから仕掛けて前に襲いかかり、同じクラブのイルミナルを差しきりました。15年前のフローラＳを思い出しました。あの時東京競馬場の指定席で見ていました。この馬はやってくれると思います。