デキが悪ければどんな馬でも負ける

　7/5にグレイトオーサーがラジオNIKKEI賞に出走、10着でした。残念ながらこの敗戦は事前に予測していました。デキが悪すぎたからです。まず前走後に書いた記事から引用します。

「さて、ネットでは「次は福島だ」という声もあるようですが、それはやめてほしいと思います。暑い時季は休ませて成長を促し、また秋に一仕事してもらいたい。堀先生は良くなるまで我慢する方ですから、きっとこの馬のことを第一に考えてくれるはずです。」

　このように放牧して立て直すことに期待していたのですが、陣営は在厩でラジオNIKKEI賞に出走することを目指しました。しかしトモが悪くなり坂路に入れることができず、精神的にも追い詰められ苦しい調整になりました。何とかＷで数本追いきりましたがとても万全とは言えず、厳しい戦いとなることが予測されました。

　しかし、競馬マスコミは「万全」などとかき立て、競馬新聞でも重い印が並んだため、２番人気になりました。パドックでは歩様が硬く、馬体の張りも落ちてしまったためやはり好走は難しいと判断しました。

　レースはご覧の通り。課題の折り合い面はさらに悪化し、４コーナーでは急に手応えがなくなりました。あとは下がる一方、故障がなければ良いのですが…

　どんな馬でもデキが悪ければ負ける。当然のことです。