期待はしぼみ…

　7/14川崎3Rにヒートアップハートが出走、４着でした。ゲート入りを嫌がり時間がかかり、ゲート内でも姿勢が悪く、案の定出遅れ。ダッシュはついたものの１コーナーは外を回る展開。向正面で内に入れて追いますが３コーナーで手応えが怪しくなり、直線は伸びませんでした。最後は交わされて４着まで。相変わらずレースぶりに進境がありません。

「何となくの予測ではありますが、距離が短いうちは善戦するも勝ちきれず、賞金はたまるのである程度のレースには出る。距離を延ばしつつ条件が合ったところで勝つのではないかと思っています。器としては来年の東京ダービーに出られるはずです。珍しく強気です（笑）大井の2000mはピッタリだと感じています。」

　このように前回コメントしたのですが、特に後半については撤回します。初めてパドック映像を見ましたが、とてもその器ではありません。牧場時代は良く見えたのですが、パドックに出てくると地が分かりますね。せいぜい来年Ｃクラスで走っているレベルでしょう。馬体は全然仕上がっていなくて太め、脚捌きは軽いもののまだまだという感じ。今後絞れればパフォーマンスは上がります。またチャカつくところがあり気性も幼い。思えば牧場時代も歩いている姿はややテンション高めな感じでした。心身共に成長待ちといったところです。

　ゲート再審査を課されましたので、次のレースまでは時間がかかるでしょう。夏の間は鍛錬することに専念したらいいと思います。このままレースを使っても嫌気が差すだけでしょう。今回は賞金的には二組のところ、一組に挑戦しましたが、もうそういうレベルではないことが分かったので次回は自分の組で走ってほしいと思います。あの馬体でどうして通じると思ったのか、陣営の見立ての甘さも目立ちました。