ウインの一次募集馬を検討する

　ひょんなところからウインの一次募集馬を一通り検討しました。理由はよく分からないのですが、どこかのサイトからたまたまつながったようです。検討は写真と動画で行っています。以下プラスのコメントがあった馬について記載します。

◆No.3ウインティアラの2019
　写真ではまとまりがあって完成度がやや高めの馬です。キ甲と尻の位置がほぼ同じになっています。ただし本格的にキ甲が抜けるのはまだ先なので、現在の馬体重462キロはそれほど変わらなくても成長はあるでしょう。肩とトモには輪郭があってパワー十分、動かしても特にエラーはありません。脚もきれいに出ているので故障リスクは低いはずです。血統的にはサンデーサイレンス3×4があり注目しています。

◆No.6コスモチェーロの2019
　この馬のいいところは膝と飛節がガッチリしていることです。現時点では434キロと大きくはないですがパワーはあります。弱点は前の繋ぎが立ち気味であること、左前がかなり外向していることです。6/13生まれとかなりの遅生まれなので、馬体にまだメリハリがないのは仕方がないでしょう。ウインマリリンの下なのに2000万円というのはちょっと怪しいですが（笑）

◆No.8コスモマーベラスの2019
　写真ではコンパクトにまとまっていて、動かすとパワーを感じます。さすがはアイルハヴアナザー産駒です。馬体のエラーとして左前の外向が挙げられますが、この程度なら大丈夫でしょう。また、前の繋ぎが立ち気味です。5/8と遅生まれで420キロと小柄ですが、まだ成長の可能性はあります。血統的にはNorthern Dancer系が3系統入っていて、1/4異系ということになります。小柄なままだと厳しいですが、成長があれば楽しみな馬です。

◆No.10シュフルールの2019
　サイトに載っている写真をパッと見て一番良く見えた馬です。この馬を見たので検討しようと思いました。立ち姿が抜群にいい。説明不要なレベルです。肩の離れ、トモの形と肉付きがいい。動かすと背中の動きが柔軟で繋ぎも割に柔らかくてバネがあります。血統的に見るべきものはないですし母も高齢で兄弟馬に活躍馬はいませんが、この馬は母と同じくらいの活躍をしてくれると思います。体高がありトモ高の姿勢から、2/12と比較的早生まれとは言えまだ成長の余地が十分にあります。

◆No.11バラベルサイユの2019
　筋肉のつきかたが良くパワーは十分。写真では少しもっちゃりした感じがありメリハリがないのですが、変わり身に期待します。カタログに書いてあるように少し硬めの脚捌きです。サイズは十分にあってまだ大きくなりそうです。馬体に特段のエラーはなく、故障リスクは低いと思います。木村牧場生産なのでメインのコスモヴューファームではありませんが、勢いのある杉山厩舎でもあり注目しています。