挑戦は実らず

　9/29金沢・白山大賞典にエルデュクラージュが出走、6着でした。パドックではちょっともっさりしているかなという程度、まずまずの仕上がりでしたが、スタートやや出負けして終始内を回る立ち回り、4コーナーでは手応えがなく失速。力負けと言って良い内容でした。

　この結果を受けて陣営がどうするか注目していますが、まだ次走は決まっていないようです。完成された古馬であり、今更成長や適性云々言えるわけでもないと思います。10/25にブラジルＣがありますから、最適なのはこのレースに使うことでしょう。他者からのアイディアで気づいたのですが、11/14武蔵野Ｓというのも面白いと感じます。距離が短いかもしれませんが、走ったことがない距離なので試す価値はあります。みやこＳは相手が強そうですし…ダートグレードは小回りが合わないという見立てが陣営にあるのでもう使わないでしょう。

　しかし、今回の敗因は小回りコースではないと考えています。単に仕上げが甘かったのと、内の深い砂を走ったからではないでしょうか。これはどれだけ聞いても回答はないと思いますが、勝負気配がなかったと見ます。恐らくクラブから使えと言われたので使ったが、勝ち負けになる可能性が低いと判断して使うだけにしたということです。ただそれにしては「放牧も含めて」検討されているのが気になります。使った上積みはないということでしょうか。もし本当にデキが悪いのであれば放牧でも構いませんので、立て直して狙いを定めてほしいと思います。

　近い将来、南関東への移籍を願っています。小回りは慣れの問題だと思いますし、いずれスピードはなくなりますから重いダートもいいでしょう。そろそろ陣営も手詰まりだと思いますから、環境を変えたらまだ走れる気がします。南関東は長距離のレースが多いので楽しみですね。