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2021/01/17 08:56

走る馬とは(草稿)

パドックで馬を選ぶ際、主にトモと腹のラインおよびトモの張りを見ていることを考えると、走る馬はやはりここがいいということになる。これは出資馬を選ぶ際にも適用できるのではないか。前がどうでもいいというわけではなく、少なくとも1勝クラス以上の馬は最低限のバランスは確保しているものと思われる。前のバランスに加え、後駆のデキが重要になる。

トモと腹のラインはクッキリ見えた方がいいのだが、あまりに腹の方がへこんでいると細すぎることになる。逆にラインが明確でない馬は大抵仕上がっていないが、パワー型の馬は例外で、腹もトモも張りがいいと一見ラインが曖昧になる。この場合はトモの大きさ、張り出しを見る。また腹の下部のラインが垂れておらず、太目ではないことを確認する。この二つがOKなら「パワー十分」として買うことができる。より本質的なこととして、トモのラインが明確な馬ほど走る傾向にある。パワー型でもこのラインは明確であることがより望ましい。完成された古馬であればきちっと出てくる。種牡馬を見るとよく分かる。彼らは明らかに太いにもかかわらずトモのラインは明確だ。走る馬はやはりトモがいい。

なぜトモのラインが明確な方が良いのか。それはトモの発達の度合いを示すからだ。トモが発達するとトモがより馬体の前面に張り出してくる。すると腹との境目の彫りが深くなる。トモの発育が甘いと境目が薄くなり、のっぺりする。また、ある程度のラインがあってもトモの中央部がへこんでいると見栄えが悪くなる。それでも走る馬はいるが中央部が出っ張ると全体が丸くなり大変いいデキになる。さらに出っ張ると緩く見える。これは個性の場合と太い場合があり、腹が締まっているかで判断する。つまり、基本はトモのラインを見れば仕上がりが分かることとなり、トモ自体の発育度合いと合わせれば走る馬が分かるという算段である。

つまり…
◎走る馬はトモのラインが明確である
◎トモのラインが明確でなくてもトモの張り出しが良く腹回りが絞れていれば走る
◎上記以外は走らない(とみなしてしまう)

募集馬の場合、「腹回りが絞れて…」というのはないことも多い。だから難しいが、トモのラインが明確であれば走る可能性は高く、ない場合でも後ろから見てトモの横への張り出しが良ければ狙っていく手がある。つまりはパワー型だという想定である。

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