16年の時を経て

　1/30中京9R白梅賞にヴィジュネルが出走、1着でした。前走は5頭立て5着に敗れましたが、瞬発力勝負が合わなかったようです。今回は重い馬場で一瞬の脚を生かしました。見た目よりもパワーに優れたタイプ、勝つときは色んなことがかみ合うものです。幸騎手の好騎乗が光りました。

　パドック映像はやや後ろからスタートしたのであまり見やすくはなかったのですが、ちょうどトモの張りが見やすく、いいデキだと感じました。馬体重は減っているのですが張りがいい。まだ全体的にパワーアップしてほしいですが、現時点では最高のデキだったと思います。

　次は重賞、ファルコンＳに挑戦するようです。今回のレースを見ると距離は1600mがギリギリで、短縮するのであればプラスになるでしょう。正直言ってまだ重賞では荷が重いと思いますが、通用するなら1400mでしょう。現時点でどこまで通じるか少しだけ期待を持ってその日を待ちます。

　ところで、なぜこのようなタイトルとなったのか。それはかつて出資していたディアデラノビアが2005年に同名のレースを勝っているからです。あの時は京都、悪い馬場でしたが後方から直線外に出すと一気に伸びて差し切りました。クラシック制覇を期待する勝利でした。そこまでは叶いませんでしたが、衝撃的な勝利であったことは今でも思い出します。さて、ヴィジュネルはどこまでいけますかね。