183件のひとこと日記があります。
2021/04/19 21:26
相馬(草稿)1
○…S+仕上がる
○…S+張り(メリハリがないタイプ)
○orP…P+仕上がる
P…P+張り(メリハリがないタイプ)
△…S+仕上がってない
△…P+仕上がってない
Y…S+余裕あり
Y…P+余裕あり
大半の馬には△がつくはずだ。Yとの相違については微妙なところで、△も広義でいえばYであり、要は仕上がっていない。Yはお腹の方がトモより大きく見える場合に判定しており、このタイプが結果を残すことはほとんどない。その意味では仕上がりの判定はほぼ正解している。
便宜的にSとPに分類しているが、理屈でいうと「Pとそれ以外」ということになる。以前は単に馬格があって四肢が太いタイプを意味していたが、4月に入ってからのの相馬では「メリハリがないレベルで馬体が張っている」ことを意味することとなった。したがって、以前と比べると概念が変化しており、以前のPは今後仕上がりが甘ければ△となり、購入対象から外れるのではないかと思う。つまり、Pの概念は従来より狭くなった。その分ここは稼ぎどころとなるはずだ。理由は不明だが高配当をもたらすことが多い。○のうち「仕上がる」というのはタイプはともあれ基本形で数も多いのだが、その分人気馬が多く買える対象は減ってしまう。このタイプの判断に迷って、結果的に外した場合でも、高配当になったことはあまりない。このメカニズムは未解明であるが、推定では履歴が伴わない馬が激走するためには、前走から大幅な上積みが必要であり、単に仕上がっているのではなく太いくらいにできている必要があるのだと思っている。
分類としては「S+張り」というのも入れたが、「S+仕上がる」と何が違うのかは分からない。ここを今後追究する必要があるかは何とも言えない。ただし「P+張り」と同様にパンパンにできている馬の方が走る可能性が高いと思っている。
相馬の変遷を見ると、まずは腹とトモの境目が明確である馬を「仕上がる」と判定し、このタイプを基本形として購入してきた。それは初期段階では大成功を収めたので正しい方法である。だが最近はこのタイプの好走率が大幅に下がっている。理由はまだ判明していないが、時期的なものが関与している可能性が高い。つまり、年明けは冬場なので仕上がっている馬が少なく、仕上がっているだけで好走できたが、暖かくなるにつれて馬体が絞れ、一見すると仕上がっている馬が増えた。恐らく1月基準で評価したら半数近くの馬が「仕上がる」という判定になるレースも出てくるだろう。実際には3月末以降は人気サイドの決着が多く、仕上がっているだけでは波乱が起きない。従来と比べて大幅な上積みが求められる。したがって、トモが丸くできており、腹との境目がなくなるくらいの張りが必要になると考えている。暑くなればまた仕上がりが重要になるというのが推測であるが、そもそも暑い時期はパドックで馬が回る時間が短くなるので、ほとんどパドックに立つことはない。したがって、主に冬場で馬のデキが下がる時期は仕上がり重視でいく、その他の時期はデキ重視でいいことになるだろう。そうなると、やはり競馬にはシーズンがあることになる。
あと張りの有無は毛づやの関係があるかもしれない。毛づやがいい方が良く見える。ピカピカ=張りと見てもおかしくはない。でも冬場で毛づやがくすんでいてもデキとして同じなのかもしれない。したがって、やはり張り重視なのだろう。