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2021/10/18 19:58
10/16,17東京競馬場
夏以降馬券購入方法を変え、さらに変えて臨んだ週となった。残念ながら当初自分で設定したルールから外れて、しかもそういう時に限って運悪く馬券を外してしまったが、それも含めて方法論を確認できた。修正事項は次の通りである。
◆購入馬券を単勝から複勝へ(的中率の向上を目指す)
◆現在の取り組みを維持しつつ、パドックでいいと思った馬も買えるようにする。
考えとしては、未勝利戦は引き続き器が大きい馬を狙うことにして、それ以外のクラスではそれに加えて適性の高い馬を買うことにした。簡単に整理しておくとこんな感じになる。
未勝利戦:「能力」「デキ」を判断して買う
それ以外:(「能力」)「適性」「デキ」を判断して買う
「それ以外」の「能力」がカッコ書きになっているのは、当然能力は重要だが、未勝利戦に比べれば全体における差異は小さくなること、そして能力が高い馬は大抵人気になるからそれだけでは実入りのいい馬券は買えないことを考慮している。それよりは混戦における適性やデキの判断が重要になると思っている。
16日はいきなりルールを外してしまった。2Rで人気馬の複勝を買ったのだが、適性は高いにしても器が大きいとは言えず、これまで取り組んできた内容とは異なってしまった。2番手にいくも流れが速く失速したようだが、その程度のことで負けてしまう馬を買ってはならない。未勝利戦は勝ったことがない馬であるため、能力の保証がない。まずは馬体が圧倒的にいいことが重要だ。
次いでメインの府中牝馬S。2頭までは絞れた。アブレイズとマルターズディオサ。当初シゲルピンクダイヤも挙げていたが、脚捌きが冗長で東京向きではないと判断した。ここで馬体がいい方ということでアブレイズを選んだが失敗。東京芝においては筋肉量の多さではなく、通常であれば専ら瞬発力が重要となる。よって筋肉量の差は主要な判断材料とはならない。恐らくここが過去の失敗でもあるのだろう。パワー型の馬でも東京で上にくることはあるが、前に行ってスピードを生かす必要がある。そしてそれは騎手次第になってしまうので、後ろからレースをするタイプの馬だと届かない。速い脚がないと上位にはこられない。ここが取り違えの原因だと思う。ようやく解明できた。
かつて馬場適性理論で馬券を買っている時代、特に軽い馬場では瞬発力のある馬を選ぶ必要があったが、まだ馬体を見て判断することはできなかったため、時計を見て判断するしかなかった。この時と判断ミスの質には違いがあるものの、10年来ずっと解決できない問題として残っていた。やっと解決できる可能性がでてきた。
17日は朝から強い雨と風。通常であれば重い馬場となることを懸念するが、様々な考察を行った結果、特に重視する必要はないという結論とした。つまり、普段と同様に瞬発力重視で臨むことにする。この日はややパワー兼備の馬が勝っている傾向にあったが、メインのオクトーバーSは構わず瞬発系を選ぶことにした。まずは基本からスタートする。一次審査ではバレリオ、ワンダープチュック、ハーメティキストを選んだ。さらに詳しく見るとバレリオは全体的に動きが硬くバネがない、ワンダープチュックはトモのレベルがもう一段足りない、ハーメティキストはトモが丸くできているということで、ハーメティキストを選んだ。レースでは中団馬群の中でしっかり折り合い、直線は抜けてくるだけとなったが、前で粘る馬には届かず後ろから差され、さらに…というのを何とか凌いで3着だった。少し距離が長いかもしれず、またもう少しパワーがある馬の方がいいのかもしれないが、ギリギリ結果は出たのでこの馬場でも通用することが分かった。レースの上がりが35.9、この馬の上がりが35.2なので東京としてはかなり遅い。理想とする展開とは大きく異なるが、それでも東京では瞬発力がある馬がいい。