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2021/10/31 09:33
10/30東京競馬場
天皇賞のパドックに立てないので、仕方なくこれを書いている。あ〜ざんねん
馬券を買ったのはメインのアルテミスSだけなので後ほど詳しく振り返る。穴馬としては以下を見抜いていた。
東京競馬場
4Rアインシュペンナー 単勝1,120円 複勝350円
8Rレッドペルーシュ 複勝580円
11Rシゲルイワイザケ 複勝410円
12Rパルデンス 単勝630円 複勝220円
まあ12Rは3番人気なので穴馬とまでは言いづらいが、複勝2倍ついたので挙げておく。下位人気2頭を含めかなりの収穫があった。
パルデンスのようにパワー十分な馬は得意だが、最近の成果はレッドペルーシュに見られるように、小柄な馬でもトモがきちっとできているうまを見抜けるようになったことだ。テンションが高くて小走りになっていたしレースでも離された3着だったので、今の芝はもっとパワーがある馬の方が良いが、メンバーレベルが低くここでも足りるという見立てだった。この「足りる」論、次のシゲルイワイザケにも応用している。
アルテミスSは東京芝1600m、G1の実質的なステップレースであることを考慮すると、将来的には桜花賞を目指せるレベルの馬を見たい。そういう馬がいれば理想的だが、事前の検討ではそこまでの馬はいないという感じだった。1番人気のフォラブリューテは大したことはなく、パワーには欠けるタイプ。2戦目は難しいし重賞を勝ったこともない厩舎、隙はいくらでもある。一応瞬発力がありそうな馬を抽出していたが、ほとんど全てだった。あとはパドックだなという…それくらいの混戦模様だった。
この日の馬場はBコースに変更、外からの差しも決まっていたが、ルメールさんが立て続けに前に行って押し切るレースをしていたので、内がいいのだろうと判断した。特に10Rは4コーナーの隊列がほぼ変わらずゴールまで続いた。そこで内枠の馬を狙いたいと思った。最初に歩いてきたシゲルイワイザケは仕上がっておりトモが丸くできている。脚捌きにキレがあり瞬発力もありそうだ。履歴だけ見ると上がりがかかった新馬戦で勝ち、前走はキレ負けた。その時もパドックで見ていたが特にいいとは思わなかった。明らかに今回の方がいい。
他にはベルクレスタが良く見えた。仕上がっていてトモが丸くできている。大きく動けるのも魅力的。ただしこのタイプは東京では瞬発力が足りない可能性があり、乗り方次第となる。人気でもあるので購入対象とはならない。フォラブリューテは小柄でトモの形成も甘く、前捌きが硬い。調教をやりすぎたかもしれない。サークルオブライフは1戦ごとに良くなっていて、特に動きが滑らかになった。少し腹回りに余裕があるかもしれない。トーセンシュシュはパワー型。ここでは足りないが中山や平坦のスピード比べなら面白い。ミントは体が薄くクロス鼻革、舌を縛っていて制御に課題がありそうだ。
全ての馬を吟味すると、ここならシゲルイワイザケで足りると判断した。体型的にもう少し距離があった方がいいかもしれないが、他もピタッとくる馬がいないので能力で上にくるだろうということになった。実際に2番手から脚を使って3着だった。福永騎手によると、これでもまだ新馬戦のデキに及ばないとのこと、今後も楽しみになった。それにしてもサークルオブライフの成長はなかなか良くて、クラシックに乗るかもしれない。距離はもっとあった方がいい。