出資馬　2022年に向けて

ノルマンディーで明るい話題はレイデルマールだ。先日中京まで行って馬を見てきた。大変大柄で筋肉のつきかたが良く、動きも言われているほど硬くはない。全く問題を感じなかった。騎手の乗り方が一息で2着だったが1勝クラスでは明らかに上の馬だ。次の中山戦は疲れがありそうなのでどうかと思うが、春先以降勝てるだろう。楽しみにしている。

キャロットは相変わらず凄い。有馬記念、ホープフルＳを立て続けに制した。エフフォーリアは百日草特別の時に素晴らしい馬だと思って単勝馬券を買い、以後クラシック戦線の中心だと思って追ってきた。凄い馬に成長した。募集時はもちゃっと見えたのでノーマーク。またキラーアビリティは申し込んでいたが抽選で外れた。惜しいことをした。でも申し込んでいたから形式的には出資者だと言っていい。そういうのも含めて初めてのＧ１制覇、喜んでいいだろう。相馬のレベルは着実に上がっている。この馬は募集時から軽い動きができると思っていた。1億円でも出していいかなあと思った。

出資馬も大いに奮闘してくれた。4歳勢、グレイトオーサー、ラインハイト、ブロンディーヴァはやや頭打ちだが、それでも上位はあった。エース格のエルデュクラージュはダイオライト記念であと一歩の2着。南関東に移籍したのでもう少しがんばってもらいたい。3歳はとにかくヴィジュネルが素晴らしい活躍を見せてくれた。馬体を見てもいいとは思わないのだが筋肉の質がいいのだろう。年明けの京都金杯に登録していて出られたらいい勝負をしてくれると思っている。ヒートアップハートは去勢されて復帰戦が4着。現地で見たらいい馬体に成長していたが、まだ中身ができていなかったか。馬体がいい意味で枯れてきたらもっとやれそうだ。シーニッククルーズは新潟で目の前で勝ってくれたがその後は頭打ち、障害に転向することになった。試験はなかなかいい時計で突破したから放牧明けのレースを楽しみにしている。

2歳もキャロットはいい。プライルードは重賞どころかダートグレードでも3着2回。姉を上回る活躍ができるだろう。短距離なら南関東のチャンピオンになれる。フィリオデルソルの故障は残念だったが先ほど能力試験を突破したとの情報が入った。年明けのレースに使えるだろう。中央勢、ジレトールは現地で見たらやはり桁違いの馬体。気性は難しいが芝1200mならすぐに2勝目があがる。陣営が適性を見抜けるタイミングがどこになるかだけだ。アルトシュタットは陣営の仕上げと立ち回りがうまく連勝している。湾膝なので調整には細心の注意が必要だ。ダートという選択肢もあると思っている。

ノルマンディーやウインにいては言えることがほとんどない。頓挫、凡走ばかりでどうにもなってない。ウインオワーズは小倉に行くようなのでどうなるか。基礎からやり直したので馬体が大きくなっているなら少しは期待できる。ノルマンディーは最後に出資したルヴェルジェがいいと思う。秋華賞に間に合ったらいいね。デビューするまでは言いたい放題言っておく。大抵はすぐに黙ることになる。2022年もいろいろ言いながら馬を応援したい。