183件のひとこと日記があります。
2022/01/10 07:47
ラスールの敗因分析
ラスールについては10/10デビューだとパドックで見ている。「仕上がりまずまず」というのがコメントとして残っている。映像で見たら整った馬体、歩様がきれい。もう少し感じるものがあるとよかった。そこは私の目が良くないということだろう。
さてシンザン記念は1番人気で7着に敗れた。敗因は明らかにデキが悪かったからだ。見られるなら2レースのパドック映像を見てほしい。初戦は実に柔らかい動きができていたのにシンザン記念では動きが硬く、飛節が全く伸びていない。パドックの後方を歩いて2人引き、首に力が入っていた。心身共に整っていない。
レースで折り合いを欠いたという「現象面」の分析はもちろん重要だが、なぜそれが起きたのかという分析が必要になる。馬を見ているとその根本が分かることがある。この日のラスールは何か精神的な不安を抱えていて、それがパドックの周回スタイル、つまり2人で引いて後方にいるところに出ているし、動きが硬いのは力から入りすぎなのと、ひょっとすると肉体面にも何らかの問題があったのかもしれない。2レースの違いがあまりに大きいので驚いた。
今後は問題が解消すれば好走できるし、このままであれば平凡な馬として終わる。立て直すには少し時間がかかりそうだ。寒い時季が合わない可能性もあり、暖かくなれば元気になるかもしれない。元値は高いと思うので期待している。
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kenzanさん
書き込みについては反論しません。趣旨をご理解いただいていないと思います。経緯やレースぶりではなく、私が見ているのは馬体と動きです。
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競馬太郎さん
膝元に不安があって休養を取っていた経緯がありまして、
そもそも全開で動くには程遠い状態だったんですよ
ルメールも手綱を引きながらスタートしてたでしょ?
あの枠で手綱を引くのは身動きが取れなくなる
最後方までいくわけだから外で同じく手綱を引く9番より不利
いくら末脚でとる馬だとしてもこのレースは位置取り必須
要するにヤラズですが、馬をセーブしてあげたわけです
馬の状態をみて馬にレースを覚え直させるのがルメールの仕事
藤沢師はそれを見届けて退任する
そんな馬の春を待ってみたいと思いませんか?