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2018/01/21 17:06
ゴールドアクター。
AJCCは復活の舞台とはならなかった。
確かに戦前から動きが良くないことは周知だったわけだが、この着順には多くのファンが驚いたかもしれない。
このような場合、陣営批判をしている人が一定数いる訳だが、一度スムーズさを欠いた馬を復活させるのは並大抵の事ではなく、関係者に情熱がなければなかなか難しいのが現実だろう。
あの三冠馬、ナリタブライアンの時もそうだったが、レースを使う事でしか取り戻せないものもあるのが競馬だとすれば、関係者が仕事をしていないという評価にしてしまうのはやや早計ではないかと思う。
もっともブライアンの場合は見事復活を果たすも、最終的には残念な結果となってしまった。
しかしながら、手探りで復活を目指していく過程の中で、看板ホースが惨敗しても出走させなければならないレースがあるということもひとつの事実だ。
それによる批判や、厩舎の評判を下げるリスクがあったとしてもだ。
「復活」という結果だけでしかファンを納得させることが出来ない陣営の努力は、なかなか表には現れない。
本当のアクターファンは、一番近くで毎日見てきた厩務員や関係者に違いない。