NHKマイル優勝、苦労人柴田大地騎手

今回、ＮＨＫマイルで優勝した、柴田大地騎手の涙ぐましい苦労が、新聞に書かれていた。
勝てない時期は辛く、腐ったこともあったそうだ。でも騎手を諦めず、ミニバイクで、一軒一軒厩舎を周り、乗れるだけ調教に乗った。美浦近郊の牧場や北海道にも乗りに行った。一頭でも二頭でも、乗るチャンスを得る為に。またローカルでも、障害でも、とにかく努力したそうです。
柴田大地の言葉は「人への感謝。馬への感謝。」
あの優勝の時の涙は感動した。

謙虚さと一生懸命さが、競馬ファンの心を動かす。

乗り鞍に恵まれて、騎乗していた馬を蹴って、他の馬に乗り、また初めて、ＧＩＮＨＫマイルに出る馬には、熱意のある騎乗は全く感じられず、沢山のその馬を応援する、大勢のクラブの人や、ファンの気持ちを裏切り、しかし次のＧＩには騎乗馬がいる、某若手騎手を、腹立たしく思う。
少し成績良いとちやほやされて、某騎手は、追い切りも調教にも乗らなくても、一杯乗り鞍があるから、熱意や一生懸命の初心を忘れているのだと思う。

「運は努力をしている人にしか、向いてくれない」新聞のタイトルが素晴らしい。