謎の大男

研修からの帰り道、おトーフドーナツを買おうと列に並んでいると 隣りにそびえ立つ大きな男性の存在に気づきました。



はんし……てん かふ…… んす


はん… だい…てん かふじ… す




ん？ナニ？ この人キモい…

ぶつぶつ 1人でナニ言ってんの？(-_-;)



はんし… かふ…リンス

はんしんだいしょうてん かふじぷりんす


阪神大賞典 カフジプリンス(//∇//)




小刻みに身体を揺らしながら、どうやら「阪神大賞典カフジプリンス♪」と呟いているようです。





(・・?)？？？




そっと顔を見上げると、アメリカのあの人と北のあの人を足して二で割ったような雰囲気の大男でした。


ぎょっ((((；ﾟДﾟ)))))))




年は…30〜50代？

さっぱりわかりまてん(笑)



わかるのは 口元には笑みを浮かべ 多分ご機嫌だということぐらい。



1人で「阪神大賞典カフジプリンス♪」をうわごとのように繰り返しながら、おトーフドーナツの列に並んでいます。


「は、早く帰ろ」



私はドーナツを適当にいくつか買って、すぐにその場を離れ、駅の改札へ急ぎました。



ところが…


カフジプリンス男は そのまま私の後ろを付いてきて、あろうことか電車の目の前の席に座ったではありませんか((((；ﾟДﾟ)))))))


視線は全く合わないものの、宙を見つめて微笑みながら「阪神大賞典カフジプリンス♪」を再び繰り返し始めます。


いやーーーーーっ



ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘

ヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘



発車のベルが鳴り響き、ドアが閉まる直前にダッシュで電車から飛び出し、そのまま商業ビルの女性フロアに駆け込みました。










カフジプリンス男は 身体が大き過ぎて どうやら電車を降りられなかったようです。


ほっ ε-(´∀｀; )




私は普段は電車通勤ではないので、もう会うことはないでしょうが


おそるべし カフジプリンス♪


ここまで耳に刷り込まれたら、次走は軸にしてしまうかもしれません(笑)




それにしても、なんで「阪神大賞典カフジプリンス♪」だったんでしょう？


カフジプリンスで沢山儲けたのかな？


凄く嬉しそうだった(笑)




画像はカフジプリンス男と おトーフドーナツです



抹茶・つぶつぶ苺・みたらし


今から教科書読んで 勉強します(#^.^#)