エディブルフラワー

エディブルフラワーってご存知ですか？

エネイブルフラワーではありませんよ(笑)


エディブルフラワーとは 食用花のことです。



今日は母の日なので、前から気になっていた 食べられる花束を作ってみました




まずクレープを焼き、お皿に広げて冷まします。

そこに お花の形に整えたスモークサーモン・色とりどりの野菜・エディブルフラワーを散らし、クレープで包んでラッピング。

付け合わせのプチトマトも薔薇の形にして…


もうすぐダービーなので、シャレで去年のダービーリボンを飾りました(笑)

たまねぎドレッシングでいただきます。





小さい頃、毎年母の日には 肩たたき券とか手紙をプレゼントしていました。

母の喜ぶ顔が見たくて、少し大きくなるとカーネーションや小物類を。


同級生の家が花屋さんだったので、少ないお小遣いで 結構豪華な花束を作って貰ったものです(#^.^#)


でも もっともっと喜んで欲しくて、ある年、カーネーションと蟹の小さな貯金箱をプレゼントしました。

「そんなん 入れるお金ないわ〜」



なぜか思ったほど喜んではくれませんでした。



次の年、今度は半年前からコツコツお小遣いを貯めて、妹にも声をかけて、背伸びして資生堂のボディーパウダーを買いました(//∇//)


妹は あればあるだけ使う派なので、50円しか持ってなかった(笑)けど、私は3000円貯めていました。

ちょうど買えたのがボディーパウダーだったのです。

本当は香水が欲しかったけれど、花も買うと予算オーバーでした。



ローズの香りのパウダーと、オマケして貰った小さな花束を抱えてウキウキしながら「お母さん、これ2人からやで(*≧∀≦*)」と渡しました。



すると母は「え〜、なんでこんなん買うの？お母さん、こんなん使わん。自分のもの買えばいいのに。まぁ…ありがとうねσ(^_^;)」


ショックでした。

ローズの香り、嫌いだったのかなぁ？

香水にしたら喜んでくれたのかなぁ？



お風呂の中で泣きながら、そのうち腹が立って来ました。

「嬉しくなくても 母親なら喜ぶフリするのが普通やん」



それから何年かは 母の日が近づくのが苦痛でした。

テレビで毎日のように「母の日」「母の日」って煽るから、いい子ちゃんの私はやっぱりプレゼントを贈りたくて…

でも絶対喜んでくれないから（ ｉ _ ｉ ）…



再びカーネーションを贈るようになったのは高校生になってからでした。

身の丈にあった花束(それでもオマケはして貰ってた笑)に 母も今度は喜んでくれました。




今なら理解出来ます。

母は 私の懐事情も性格も、妹が殆どお金を出していないのも わかっていました。


母の日が終わると 翌月には父の日が待っています。

調子が良くて口の上手い父は「おおっ、ありがとう(*≧∀≦*)お父さん、こんなのが欲しかったんや。まつりは優しいな〜」って 相好を崩してはしゃぐ人なので、私は毎年父の日のお金も貯めていました(笑)



私が親を喜ばせようと 欲しいものを我慢してお小遣いを貯める子だったのを憂えて、母は自分が憎まれ役を演じてくれていたのだと思います。




母の日で思い出すのは、亡き母とのそんなエピソードです(#^.^#)


皆さま よい母の日を