771件のひとこと日記があります。
2025/06/27 00:57
競馬と音楽と馬場開放と
今春阪神競馬の最終日、馬場開放イベントが開催された
以前は誰でも参加出来たが、コロナ禍以降は抽選になってしまい、今年久しぶりに抽選なしに戻った
4コーナーからゴールを目指して最後の直線を歩くと、内側の芝の剥げ落ちや蹄鉄の傷跡が目立ち、外埒側の青々とした芝との違いに改めて気付かされる
「あの馬は、あの騎手はどんな想いでこの直線を駆け抜けたんだろう」
「どんな無念で競争を中止したんだろう」
全ての人馬をリスペクトせずにはいられない そんな神聖な場所だと感じた
以前は発馬機に入れたり比較的自由だったが、今年は「立ち止まらないで進んで下さい!」という指示の元、ゆっくり立ち止まることは禁止された
コロナ禍を経た今、仕方ない
それでもこの貴重な時間を精一杯楽しみたいと、皆歩きながらアイドルホースと写真を撮ったり、こっそり芝生に寝転ぶ人もいた
私は「もし自分が人気を落とした馬だったら、もう一度輝きを取り戻したい」という気分で選んだ曲を聴きながら芝の感触を味わった
https://youtu.be/qbfWl5g2-eI?si=XbfhrS41otYkGhkO
西陽がキラキラと差し込み、背中からす〜っと初夏の風が吹き抜ける
私の脳内は馬そのものだった(笑)
音楽は不思議だ
風景をあっという間にドラマに変えてくれる
私はかつて、テレビですら競馬を一度も見たことがない状態で春天に参戦したが、初めてのG1の入場曲に鳥肌が立ち、ファンファーレに痺れたことを今も鮮明に憶えている
レースにも感動したが、あの時感じた音楽と観客の一体感も競馬に取り憑かれる重要なファクターだったと思う
その後も東西競馬場のファンファーレ、大井のトゥインクルファンファーレ、ばんえい競馬のファンファーレ、ケンタッキーダービーの「マイオールドケンタッキーホーム」
聴く度に血液が逆流するような高揚感を感じる
うう たまらん
すると
むせ返る草の匂いを噛み締めながらゴール板を通過した時、場内に突然 関西G1入場曲「ザ・チャンピオン」が流れ始めた
あちこちで歓声が上がる
「これよこれ♪」
なんて粋な計らい ありがとう阪神競馬場
競馬と出会えて良かったと心底思った瞬間だった
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まつりさん
JR姉さん、ありがとうございます
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ジャッキー&ロッキーさんがファイト!と言っています。
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ジャッキー&ロッキーさんがいいね!と言っています。
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まつりさん
モリノークマサーンさん、ありがとうございます
阪神競馬場、リニューアルされましたが、そんなに変わってないような(笑)
ターフィーショップが増えたのと、キッズのプレイルームが出来たのかな
飲食コーナーは混むので殆ど行ってません
コンビニが出来て欲しかったです -
いいね!コメントありがとうございますm(_ _)m
3月22.23日の阪神大賞典ウィーク、初めて阪神競馬場に行ってきました -
モリノークマサーンさんがいいね!と言っています。
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まつりさん
吹奏楽部だったけど、当時「音楽では食べていけない」と思ってた
救急車待機←血はいいけど開放骨折が嫌い
えぐれた芝生を元に治す仕事←定年になったら絶対応募する -
まつりさん
mkorfさん、ありがとうございます
馬場開放イベントは出来れば全競馬場でこれからも続けて欲しいですね
有料でいいので、ゆっくり歩いてあの空間を味わいたいです
私、競馬を始めたのは社会人になってからで、あんな職場があると知らなかったので、職業選択にこの業界は全くありませんでした
毎週テレビを観ていて、「表彰式のアテンド」「救急車待機」「レース後の芝生整備の人たち」「ファンファーレ部隊」が気になって気になって(笑)
「いいなぁ 職場が競馬場って」と遊びで求人見たりしてます
でも全然募集がなくて、最後に行き着くのはいつも「船橋競馬場警備員」です
なんか船橋はいつも募集してる(笑) -
まつりさん
Dukeさん、ありがとうございます
その全盛期を見てみたかったです
私が競馬を始めたのはキタサンブラックからで、武豊展でその軌跡、挫折と復活に感銘を受けました
全盛期の頃に競馬を知っていたら、案外アンチになっていたかもしれません(笑)
河内さん応援してたかも -
mkorfさんがいいね!と言っています。