恵美ちゃんの手記４

こうして〇△家に嫁ぎ、
二年目に長女を妊娠したものの、結核がまだ治っておらず、
胸に空洞があったので、医師からは｢産んだら母体が持たない｣と言われたのです。
夫も｢子どもより、あなたに元気でいてほしい。出産は諦めよう｣と言ってくれたのですが、
せっかく授かった子どもです。どうしても産みたかった。
血小板減少症の兆候があったのか、医師からは｢病気のため、帝王切開はできない｣といわれました。
陣痛が起きても体力がないので、すぐに疲れて眠り込んでしまいます。｢眠り産｣産道で胎児が挟まれた状態になり命を落とすことが多いので、とても危険なのです。