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2019/06/24 19:01
キセキの逃げ
キセキの逃げにしようとしたのは恐らく角居勝彦厩舎助手の元騎手清山宏明さん。ロンシャンボーイやルーブルアクトといった逃げ馬でメジロマックイーンやビワハヤヒデと戦った。この頃はダイタクヘリオス、ミホノブルボン、メジロパーマー、ツインターボらが活躍。対するのがマックイーンやハヤヒデだけでなくトウカイテイオーやダイイチルビーら強豪をどうやって負かしてやろうか…と思案していた。リーディング上位騎手も下位騎手も。今の騎手は馬に対する扱い最優先。だが、二の次たる「どうやって負かしてやろうか」という考えや発想が足りない。捻くれた考えとも言えるが、逃げ馬に乗って勝つというのは捻くれた者だけでに出来る技の一つと考えてます。
ついでに
清山宏明さんの同期には横山典弘(メジロライアン)、松永幹夫(イソノルーブル)、熊沢重文(ダイユウサク)。
一つ上が柴田善臣(ホクトヘリオス)、須貝尚介(ハクタイセイ)、石橋守(トウショウアイ)、山田和広(ミスティックスター)、林満明、田島裕和(ヤグラステラ)。
一つ下が武豊、蛯名正義、塩村克己(ネーハイシーザー)、芹沢純一(イブキファイブワン)。
二つ下が岡潤一郎(リンデンリリー)、内田浩一(メジロマックイーン)、岸滋彦(ダイタクヘリオス)、千田輝彦(スカーレットブーケ)、菊沢隆徳(ホマレオーカン)、藤原英幸。
三つ下に田中勝春(ヤマニンゼファー)、角田晃一(シスタートウショウ)、山田泰誠(メジロパーマー)。
四つ下が江田照男(プレクラスニー)、北澤伸也(カガミセンカ)。
年齢の近い者同士で争って、どう負かそうかと騎手たちが睨み合っていた馬に跨り騎馬合戦というレースをしていた。年齢の近い者に馬を取られた日には激しい敵意心を騎乗向上の糧としていた1990年代若手戦国時代。今の騎手は仲良しごっこでもしているのかと。こういう人たちに教えを説くのも30代以下の騎手には必要です。