短期免許の申請が厳しくなった

アエロリットで書いたものを一部加筆修正

今年のモレイラ騎手ですと、JRAから短期免許の申請はおりません。

香港競馬の場合
2019年度に乗るなら　2018年9月〜2019年7月までの勝ち星と賞金。
2020年度に乗るなら　2019年9月〜2020年7月までの勝ち星と賞金。

国際Iパートにおける5位以内の実績で申請が出る。
2017年までは10位以内だったが、
2018年から
5位以内（イギリスとフランスとアメリカ）。
3位以内（アイルランドとドイツとオーストラリア）。
申請が厳しくなった
※香港競馬は騎手人口が少ないので、2.3位以内かな（うろ覚えなのですみません）。

早くても2020年の夏の8月からです。
どのみちアエロリットは引退してますので、乗れません。

なお、マーフィ騎手は去年12月から今年1月は2017年度の勝ち星と賞金で
短期免許の申請がおりました（2017年度はイギリスで9位）。
ライラン・ムーアは2017年度はイギリス3位。
クリスチャン・デムーロは2017年度はフランスで6位。

今年マーフィは2018年度の勝ち星と賞金でイギリス2位なので、
2019年度は問題なく乗れます。

2018年度はライアン・ムーアは怪我の影響で10位以下、
クリスチャン・デムーロは6位なので
今年2019年度は残念ながら乗れません。
ですが、
『1年間所属期間内でJRAが認定した国際GIレースを2勝以上』
であれば例外として認められる可能性があります。
その場合は書面申請だけでなく、審査も必要（素行とか）なので。
ムーアの場合は
英愛仏ダービー、キングジョージ、愛英チャンピオンS、凱旋門賞
などの大レースを2勝すればの条件付き。

JRAが認定した国際レースはジャパンカップへの優先出走権を得られる対象レースでもあります。

但し、自国で制裁30点以上の場合は絶対に申請がおりません。

JRA認定国際レース
ドバイシーマクラシック・ワールドカップ
英仏愛の各ダービー
プリンスオブウェールズ、エクリプスＳ、サンクルー大賞
パリ大賞、キングジョージ、インターナショナル、愛チャンピオンバーデン大賞、
凱旋門賞、英チャンピオン
アーリントンミリオン、ソードダンサー、カナディアンインターN、
ジョーハーシュターフクラシック、ブリーダーズカップターフ・クラシック
コッフィールド、コックスプレート、メルボルンカップ

ヴェルメイユ賞、香港の国際レース、
独ダービーやケンタッキーダービーは分かりませんが、
各国のダービーはジャパンカップとは別の認定の対象であると思います。