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2019/08/19 17:09

ディアドラの海外遠征とイギリスGI連続出走

*個人馬主だからできる。
クラブ馬ですと、会員多人数を海外レース招かないといけない。連続だと、その分だけ費用負担も大きい。

*生産者の圧力がない。
ノーザンファームさんは既に日本のGIへ対する(ダービーは別)興味がないので、海外遠征には協力的。しかし、中小牧場の場合だと日本の賞金が一番高いからそちらに出走させてお金欲しいと催促する。無論、海外より日本の大レースが欲しい「うちの牧場はGI制覇したことないので、海外なんてもってのほか」。

*イギリスはGIレースが多い。
日本より。中距離戦・牝馬戦やも多い。また、夏場から秋(6月から10月まで)集中的に行われてるので、ローテーションが組みやすい。

逆にフランスやアイルランドはイギリスと比べてGI戦そのものが少ない(特に中距離戦や牝馬戦)ので、遠征先としてフランス等を選んだら使いたいレースが少ない。

1999年度エルコンドルパサーが凱旋門賞目標に遠征したものの、使えるレースはその当時はイギリスに比べるとフランスは少ない。

*1999年当時の古馬中長距離・夏場のレース
**イギリス
プリンスオブウェールズ、エクリプスステークス、キングジョージ、英国際ステークス。秋の英チャンピオン。
**フランス
春のガネー賞、春のイスパーン賞、夏のサンクルー大賞、秋の凱旋門賞だけ。

逆にフランスはマイルスプリント路線が充実していたので、タイキシャトルシーキングザパールはフランスを遠征先に選んだ。

現代2019年でもその傾向は変わらずで

**イギリス
牝馬限定線もコロネーションカップ、ナッソーステークス、ヨークシャーオークス、英チャンピオンズF&Mステークスと数多い。

**フランスは最近整備されつつあるものの
1999年前はヴェルメイユ賞のみであったが、
2009年にGIへ昇格した夏のジャンロマネ賞と2000年にGIへ昇格した秋のオペラ賞(代表勝利馬はメジロティターンの母・シエリル Cheryl)。

古馬で、連続GI出走したいときに遠征先を選ぶのなら断然イギリス滞在が安心。フランスだと、凱旋門賞一本になる。ただ「他のGIはいらない、欲しいのは凱旋門賞だけだ」というのなら何も文句はない。そこは馬主さんの判断次第です。

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