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2020/03/26 17:47
4月からの東京・福島・新潟開催の是非と東西の交流
コロナウイルス感染について、東京・首都圏において封鎖処置が取られた。大阪と兵庫の県境も同様。オリンピックの即延期もあってか、行う側と受ける側にとっても強制力の強い指示で、不要外出禁止、学校登校不可能、イベント興行は中止。
東京・大阪は世界中・日本中から人が流れて来る。特に4月は転勤と学業における転居が最も活発な時期だ。更なる感染の広がりも懸念される。最悪の想定は全世界共通で当たっており、この当たりを如何に止めるか。
関東競馬の直接的な関係者はほとんどが千葉の東側に転居を構えている。中には千葉の西側たる東京の県境(中山競馬場の船橋)にも。
問題は4月の東京と福島開催である。福島は4月11日、東京は4月25日、新潟は5月11日から始まり、この書き込みの時点では約一か月前後の話になる。もし、2週間でもウイルス感染に歯止めかからない、或いは競馬関係者・記者にウイルス感染があった場合には東西の馬と人との往来・中止を視野に入れるべきだろう。
先に述べる東京開催については中山による代替開催となるだろうが、問題は福島と新潟開催である。こちらは東西の馬が入らなければ競争が成立しない。人の往来もあってか中止も十分考えられる。新潟開催は福島中止の代替も検討を視野に。
しかし、東京開催によるGI(5つ)はどうなるのか。関東馬だけやらせるわけにはいかないので、この場合には前にも書いた通り「七夕ダービー」の例ある、夏開催にずれ込むことが考えられる。良くともでも6月開催となる場合も。但し予防策としてNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、優駿牝馬オークス、安田記念は中山か京都開催、東西GI振り分けにしても特に問題なく施行可能。だが、東京優駿日本ダービーは「東京競馬場でこそやるべき」と懸念材料が残る。まだ議論の余地があるが。
なお、関西圏はGI天皇賞春と宝塚記念2つのみ、そして東京開催でのローテーション影響も皆無となるので、こちらの開催については問題なく施行できる。
東京都港区六本木と東京競馬場に拠点を置くJRAもこの懸念を討論しているだろう。無観客競馬が解除される見込みもない。悪い流れはしかたない。しかし、悪い流れは努力と我慢で抑え込むことができる。それが良い流れと方向に繋がることを期待する。