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2020/04/07 10:33
今週再来週の競馬状況
2020年4月7日に「緊急事態宣言」が施行されることは確実。
今のところ明日4月8日に施行される大井「東京スプリント」と、4月12日の阪神「桜花賞」は開催するかどうかは不透明な状況となった。仮に開催される状況であっても(馬に携わる調教師・騎手・厩務員・無感染の職員が無事)、「自粛中止」する可能性がでてきた。競馬開催そのものが「農林水産省」監督の元で行われるのだから、自粛要請が出た場合には直ちに中止するだろう。
本日19時前後に首相会見が開かれることを考えると、今日の大井開催(※ナイター地方競馬は大井のみ)中止は間違いないだろう(14時に開催されても、強制的に17時で終了)。というより、国民からすれば競馬を見ている余裕はないし、競馬に直接携わる人も目耳傾けなければならない時間である。
次に桜花賞の見通し。
場所が兵庫県宝塚市であるが、兵庫県・県知事の対応を考えると北と南では対応の仕方が異なると語っている。南側は関西圏でもある。馬を直接携わる人は関東が千葉の東側で、関西は滋賀県の京都との県境。だが、スタートゲートや清掃係は地元出身。
各新聞社競馬記者、新聞社雑誌社契約カメラマンと取材するフリーランス系の自粛要請すらない。ここから感染することも。
現段階で競馬関係者全員が隔離生活したとして何らかの接触、最もな可能性あることとして「食料調達」を配送便りに経由しても「万全」ではなくなる。
話を戻すと、緊急事態宣言の対象外である京都府の「京都開催の桜花賞」が現実味に帯びてきた。その場合には4月26日へ先延ばしになるだろう。皐月賞も開催できなかった場合にも26日の京都開催、ひいては4月25日と26日のダブルGI開催、ゴールデンウイーク期間を利用した5月2.3.4.5.6日のGI開催も視野に入れないといけない。この場合には地方競馬交流も含まれるが、この辺りも自粛中止する可能性がある。「NHKマイルカップとのローテションどうなんだと」いう懸念を議論は無意味なほど切迫している。
実はゴールデンウィーク中における変則開催は天皇賞春が変則日程「絶対に"4月29日"開催」で施行されたとがある。特に1970年代における厩務員ストにおいては「天皇賞春の日に重賞を開催」ことも。2011年東日本大震災では高松宮記念が中京から阪神競馬場へ、皐月賞が中山から東京競馬場へ。前例がないわけではない。
既にJRAでは東京競馬場における競馬開催の是非は討論されている。だが、農林水産省から許しを得なければ開催は無理である。馬に直接携わる人がウイルス感染しては元も子もないが。