スマートフォン版へ

マイページ

160件のひとこと日記があります。

<< 今年の天皇賞は人気馬の折り合いが大事?... ひとこと日記一覧 1980年代の日本競馬の人物... >>

2020/05/02 22:53

天皇賞のキセキと角居厩舎の距離適性

恐らく、多くの方は「不安」もっているだろう。不安を何らかの手段、「神様仏様豊様」で紛らわすことがキセキを直接携わる関係者からも聞こえる。ファンも新聞予想屋も。

自分は競馬予想において現実逃避は「なし」。可能な限り光明も見出す。光明を見出せば

*スタートを普通に出て、馬群で折り合う。
*スタートを普通に出て、先頭で折り合う。

二者択一。しかし、中間何らかの工夫「長手綱でハミを緩めて、なだめながら乗る」という確信できるものがあればよかったのだが、それがなかった。当日まではっきりとはわからないが、見られないので、無印…とうよりもっと稚拙より酷い「いないもの」、馬がいないものする。

最悪のケース(武豊騎手絡みなので、ファンは見ないでください)
1.10馬身以上出遅れる。
2.遅れを取り戻すため、前へつけようとしたら暴走。
3.しかし、暴走しても他馬も騎手も無視してレースそのものに影響なし。
4.ゲートでない事態になり、20馬身以上離されたら、1993年の菊花賞ナリタタイシンのように、出遅れたらもうレース参加しない。
5.2002年の菊花賞ノーリーズンのようにスタート直後鞍上振り落として、競争中止。

それぐらい危険な要素があるし、最下位・競争中止想定もしている。

「妄想過ぎて、話にならない」と言われても仕方ない。

自分なりにキセキのことを「現実に考えると」
前後脚を速いピッチ走法、芝をかき分けて、先行スピード≒切れる末脚を発揮してきた。しかし、このピッチ走法は「燃費」が悪い。キセキ自身のスタミナについては3000m級でも問題ないと答えきれる。だが、スタミナはスタミナでも息使いでなく「脚のスタミナ」。人間でも競争馬でも、全力で、最後のスパートで走ると脚が先に痛み悲鳴を上げ、脚のスタミナを喪失してしまう。キセキのピッチ走法は燃費が悪く、最後の1ハロンで大きく減速してしまう。この兆候は3歳秋の神戸新聞杯の頃からミルコ・デムーロが指摘しており、使える脚が短い「スローペースの切れ味」で勝負でこそ。

それと角居厩舎の馬の特徴として、1600mから2400mにおいて、ピッチ走法を使った高速馬場における先行スピード特化型の馬作りとしている。ウオッカヴィクトワールピサロジャーバローズなど。相手関係にも恵まれる3歳の菊花賞は現在まで3勝(デルタブルースエピファネイアキセキ)しているが、ことのほかスタミナ勝負になる天皇賞春は相性最悪で出走馬全て「着外」。但し、角居調教師は「自分の仕上げは3000mレースは向かない」ことと、「海外遠征志向」が強いため、天皇賞春出走には興味を示さない。エピファネイアキセキも年齢を重ねるごとにスピード色強い馬へ変貌していった。唯一、デルタブルースのメルボルンカップ制覇のみとなっているが、これはクラブ馬主の意向を呑んだことである。

菊花賞制覇しているからスタミナがないわけでないが、スピード色強い馬作りしている反動で、厩舎の『距離適性は2400〜1600mまで』となっている。スプリンター1200m巧者もいない。使える脚が短いので、距離が延びると詰めが甘くなるのである。

ちょっと、大レースにおける角居厩舎のデータ特徴まで探ったが、このデータも今回限りかもしれない。

キセキは6着でした。

お気に入り一括登録
  • キセキ
  • ナリタタイシン
  • ノーリーズン
  • ウオッカ
  • ヴィクトワールピサ
  • ロジャーバローズ
  • デルタブルース
  • エピファネイア
  • プリン

いいね! ファイト!