160件のひとこと日記があります。
2020/05/13 19:40
北海道シーズン
今年はコロナウイルスの影響でオリンピックのマラソン会場となった札幌が時期入れ替えすることなく、例年通り函館→札幌で開催することが決定した。
書いている時点では「気の緩みから第2、第3の感染広がり」が実際に起こっており、ウイルスの震源である中国や韓国の再度広がりを見ていると、容易な「自粛解除」は再度首を絞めることになるだろう。ただ、3か月の自粛生活でストレスが溜まりすぎての広がりとも言えるので、どれだけ我慢を和らげるかだろう。その意味では最も我慢したいのが「北海道シーズン」だ。
中央開催における東京・中山・京都・阪神は競馬関係者の隔離施設があり、札幌・函館も当然ある。だが、取材する方は「出張」なのでホテル住まいか、アパート貸し切り。だが、自分が指摘しているのは「全国から集まる競馬見学者」の行く末である。夏の自治体における大規模イベントは軒並み中止だが、競馬見学だけはイベントではない。特に入厩で北海道を回る調教師、競走馬の購入する馬主関係者、POG(ペーパーオーナーゲーム)を中心に取材する人、一口馬主している人の見学は危険な要素だ。現在北海道ではウイルス収束する兆しが見えない。常に往来する人が札幌、函館、日高地方と回られるとウイルス感染拡大となる。
もし、競走馬を世話をしている馬産・牧場関係者が感染すると、元々少数で行っている馬の世話できなくなり、人手不足となる。中小では深刻な問題だ。
これは「懸念」でない。特にPOG系はフリーランス系の記者が多く、馬主においては誰かを派遣して庭先取引しないといけない。
牧場もこの懸念を警戒している。対応策として「馬の写真(動画)」で取り引き補助できなくもないが、電話のやり取りだけで取り引きできるのも不透明だ。