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2020/05/16 11:43
内田博幸の新しい騎手仲介者は和田美保
日記にある「騎手仲介者は辛いよ。」の一件で、以前の騎手仲介者は中村剛士さんだったが、一時期の空白のあとに新しい仲介者は元日刊スポーツの女性記者である和田美保さん。
噂自体は1月からあり、2月に正式登録された。
しかしながら、和田さんの場合、仲介者の仕事そのものは初めてであり、元々は日刊スポーツにおける立場は「本紙予想の一人」。2013年から日刊スポーツの社内人事で「競馬記者」から「野球記者」へ転属となった(他の記者も同じ)。その後、退社している。
フリーランスとして競馬界に戻った経緯は不明であり、内容までは突き止められなかったが、「競馬が好き」という理由ははっきりしている。
仲介者という仕事自体初めてだし、実際内田博幸騎手の成績が1月から4月まで上がることもないし、重賞における成績・騎乗馬の向上は全くみられなかった。
ところが、5月に入って久しぶりの中央競馬の東京開催において劇的に変わってきている。本日5月16日のレースにおいて1番人気の馬であるサノノクヒオ(調教師は清水英克さん)で勝利を挙げた。
和田さんがただ厩舎回りしている状況とは一線を越えて新しい試みとしてとしてダイレクトメールを使った騎乗依頼を行っている。この仕組みは調教師が内田騎手へ騎乗依頼をする場合、調教師が依頼メール送信して、受信を受けたことで騎乗する馬を決定の是非をするシステムだ。
このシステム、今のコロナウイルスの競馬関係者における入場規制で効果を上げている(和田さんはフリーという状況からトレセンに入れない)。競馬の調教師さんは意外にも携帯電話の扱いは「アナログ(年配の方が多いのも)」であり、口約束でしか依頼を受けない(電話応対も含む、特に栗東)が、若い調教師は別である。
このシステムがバージョンアップすれば、内田博幸騎手の騎乗数増加並びに騎乗馬の向上にも繋がると思われる。メールのやり取りだけでは信頼を得るのが難しいが、こういう時世を機会に浸透してもいいかもしれない。
※本開催でる2020/05/16から17までの東京での騎乗数は'14'頭。内訳は上原博之、奥平雅士、伊藤圭三、古賀慎明、斎藤誠、清水英克、鈴木伸尋、土田稔、深山雅史、南田美知雄、矢野英一、和田雄二各調教師。注目したい。