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2021/09/06 23:09
秋競馬、お客さんをいれて大丈夫か
現状「緊急事態宣言」というフレーズは既に白紙。
オリンピックなど大多数イベントが夏に開催された辺りから新規コロナウイルス感染者が増加。病院は医療崩壊とまではいかなくとも、働く医者らの体力は限界を超えている。
去年このフレーズを出せば、ほぼ終息したのに効果はない。理由は「ワクチン接種すれば感染はしない」という根底があるからだ。しかし、国民のワクチン完全接種率はまだ20%で、見立っておらず、そのワクチンもまだ未完成・急増品であり、新種コロナ変異型株全てに対応まではできてない。
もう一つの理由は経済界の圧力だ。既に豊富な資金力は底をつき始め、イベント開催して資金を得られなければ会社は潰れる。潰れれば関連企業や従業員全員への補償金も支払う義務も生じるためである。
目立つ動きとしてプロ野球は観客動員数を一万から一万五千、二万人と五千人規模で増加させるプランがある。昨日のプロ野球、阪神巨人戦は一万七千以上の入場となった。
では、競馬もまたお客さんを千人規模から一万人以上に増やしていいものだろうか。競馬ファン…我々もスポーツイベント・オリンピックを代表とする「感動」や「ストレス解消」によって心和らいではいるが、犠牲は大きいことは頭でわかっても、精神的な苦痛という意味ではわかってない。わかっている人は実際コロナウイルスに感染して「仕事がなくなる」「人に嫌われる」という恐怖を経験している人だけである。
競馬も「感動」を与える。その感動が何かしらの犠牲の上に成り立つだけは避けたい。「犠牲はつきもの」という楽観的な物事で事を勧めると、いつか罰があたるのだから。