かつや

かつやの新メニュー
その名も「牛丼かつ丼」

なにこの、何のヒネリもないネーミング

うなぎゅうとか、カレぎゅうとか
ネーミングって大事でしょ？

牛丼かつ丼って…

あたしの想定の遥か斜め上をいってたから思わず注文しちゃったじゃない！

そして登場した牛丼かつ丼に驚愕

カレーのお皿に盛ってあったわ

もうね、「丼」って字を２つも使っておいて、丼が使われてないことにびっくりだわ

味はどうなんだろ

ちなみに松屋の「カレぎゅう」は、牛肉とカレーのコラボがめちゃくちゃご飯に合うという、最高の化学反応を起こす逸品

この牛丼かつ丼
どんな化学反応をコラボレーションで起こすのかしら？

………

何もないわ

ただ、牛丼とかつ丼をひたすら食べているだけ

これは…………

無言で食べ続けるしかないわ

そこに何の感動も感激もない

1+1=2
当たり前の計算式が証明されたわ

ここで、このメニューのキャストを紹介します。

牛丼
かつ丼

以上………

なんなのこれは！

申し訳なさそうにたたずむ紅しょうがを境界として、38度線さながらにお互いの領土で睨み合う
そんな殺伐とした雰囲気を醸し出す

それはもう、交わることは不可能な
妥協を許さない互いの主張

牛肉がカツ丼の方に行っちゃったら
脱北者として処刑されそうな雰囲気

牛丼を食べてからカツ丼を食べるのか
カツ丼を食べてから牛丼を食べるのか
それとも交互に食べるのか

選択肢はある
言うなれば自由

不自由の中の自由がきっとあなたを虜にするでしょう

いや、最初から全部混ぜてしまうという選択肢
ビビンバ理論！
これは思い付かなかったわ

38度線の北側も南側でも
ビビンバは愛されている

もしかしたらこの、牛丼かつ丼という、メニュー
どこかの国の悲願、南北統一という、平和への願いという深い意味のメッセージが凝縮されているのかも知れないわ

誰か！
ビビンバ理論を実践してきて！