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2018/05/07 21:45

GWハマスタ巨人3連戦を観戦して2

5月4日第1戦0-0 △投手戦
5月5日第2戦3-8●巨人ワンサイド
5月6日第3戦12-8○横浜ワンサイド
当然に球場の雰囲気は三日三様。

ホームアドバンテージという言葉を
サッカー界ではよく耳にするが、
野球界においてはサッカー程ではない。
実際にサッカーの勝敗は顕著であるが、
野球においては、後攻が有利な場合に
使う言葉であり、地の利という
意味合いは薄れる様に思う。

勝敗の行方が応援に左右される割合が、
野球よりサッカーの方が高いのか?
データからもそれは間違いないだろう。
ではなぜなのか?

「僕はサポーター数と
選手の力になる応援が
必ずしも比例するもの
ではないのだと思う。」

応援を会場の雰囲気と置き換えてみよう。
つまり会場がホームチーム
勝つ雰囲気か、負けそうな雰囲気か。

サッカーでは、一度の得点機会に
複数得点が入る事はない。
つまり、試合開始直後から、
致命的な大量得点差になる事はない。
あるとすれば、じわりじわりと
一方的な展開になっていく。
だからホームチームの応援は
逆転を諦めずに長く続く。一方、野球は
試合開始直後に、大量点差が付き、
突如として一方的な展開になる事もある。
ホームチームが大した劣勢になると、
サポーターの数が多い分、
落胆の雰囲気が会場全体を覆う。
会場の雰囲気はサッカーより
野球の方が移り気が早く、
熱の上下も激しく動く。
勝敗には良くも悪くも影響するので、
ホームアドバンテージとは言えない
のではないだろうか。

「僕はサポーター数と
選手の力になる応援が
必ずしも比例するもの
ではないのだと思う」

つまり試合展開によって、
サポーターの作り出す雰囲気によって、
選手を導く方向が変わるのである。
今回の3連戦にはそれが如実だった。

第1戦は緊迫した投手戦で
試合の流れはどちらも一進一退。
この様な試合展開の雰囲気は
ホームチームに有利に働く。
実際に何度もピンチを凌いだ。
勝てずに引き分けで終わったのは、
勝つ雰囲気が足りなかったからだ。
連敗中であり信じる力が足りなかった。
連勝中であれば今日も勝てる
という雰囲気にもっとなっていただろう。
言い切ってしまったが、
自信があるから言い切った。
昨年8月22日〜24日の広島3連戦。
かの有名なサヨナラ勝利3連戦だ。
僕は3戦目を観戦したが、
もう最初から勝つ雰囲気しかなかった。
試合が僅差の劣勢で進むほどに、
またサヨナラ勝ちの雰囲気が強烈になり、
同点になった時にスタジアムの雰囲気は
サヨナラ勝ちが確定していた。
あの試合はファンの雰囲気が作り出した
サヨナラ試合だったと言っても
過言でないどころか、間違いない。
だから5月4日は少しそれが足りなかった。

第2戦は序盤のミスで0-7の劣勢。
3回でスタジアムは諦めムード。
ホームであるからこそ重くなる
今日もダメかぁという雰囲気。
それは選手に伝染する。
やる気あんのかぁ〜って言ってる人。
応援する気あんのかぁ〜
逆転すると信じる人が
少ないから逆転出来ない。
逆転する雰囲気を作れれば逆転する。
信じて奇跡を見たことだって
1度や2度じゃないはずだ。

第3戦は逆に楽勝ムードが
スタジアムの雰囲気を緩めてしまった。
6日8点差の時点で勝利を確信した人と、
5日7点差の時点で敗北を確信した人は、
同一人物である可能性が高い。
結局は12-8で勝利したが、
締まらねぇ試合だなぁと言っている
あなたが締まらなくした一因に
なっている事に気付いて欲しい。
僕は「これで勝ったと思うなよ」
と心で呟いていた。
苦い経験は何度もあるし・・・

ヒーロー達は
「声援の後押しで勝てました」
「良い雰囲気で打つ事が出来ました」
「もう勝つ気しかしませんでした」
とは言っても、敗者は
「応援が少なかったので」
「全体的に諦めムードだったので」
「ファンも勝てる気してなかったでしょ」
とは絶対に言えない。

ファンが雰囲気作りで選手を後押しする。
それは勝てる雰囲気だけでなく、
負ける雰囲気も醸し出す事を、
考えてのご発言を試合中はお願いします。

続く

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