東克樹と中5日と中6日と新人王２

ラミレス監督は東の前回登板である
5月3日の試合前の談話で東について
「もちろんルーキーなので、使いすぎ
ということはしない。例えば中６日で
行っているものを中５日にしたり、
登板を１回飛ばしたりとかは
したくない。今のところは
そう思っているが、もう少しすると
疲れも出てくると思うので、そこで
スキップすることはあると思う」
と語っている。つまりラミレス監督
にとっても苦肉の策だったと言える。
また、中5日の理由として
「東は今ウチで一番安定しているので、
そういった投手を(広島戦で)使いたい
というのはある」
とも語っているので、期待を持って
信頼して送り出したのも確かだ。

本人は試合前
「中５日もやってみないと分からない。
変わっていくチームの状況に合わせて、
どうやって結果を出すか。中何日
だからといって、結果がでません
でしたじゃ、話にならない」
なんとも頼もしい談話。
試合後も「状態自体は悪くなかったです」
と語った通り、問題はなかったのだろう。
結果も5回92球6安打1失点(自責0)と
しっかりとまとめあげた。

もちろんこれもオプションの1つになる。
選択肢の幅は広がった。でもしかし、
僕はシーズン終盤まで温存する
オプションにして欲しいと思う。
今永も濵口もルーキーイヤーは
1ヶ月程度の離脱をしている。
今年もまた東に離脱されては、
それ以上のダメージだ。
調子も僕には良い様には見えなかった。
たまにストレートがシュート回転
していたし、チェンジアップの
腕の振りも、いつもと違う様に見えて
躍動感があまり感じられなかった。
中5日の影響でなく、ただその日の
調子だったのかもしれない。
それでも疑心暗鬼に心配せずには
いられないのだよ。

援護がなくても足を引っ張られても、
マウンドで小さな身体を躍動させる
東克樹に新人王という、勲章を手に
入れて貰いたい。
だからお願い！大切にして！

完