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2018/06/27 00:37

キャッチャー谷繁

98年の優勝にキャッチャー谷繁あり。
谷繁氏がよく、配球にストーリーを作る、
という話をする。1試合4打席を想定して、
トータルでの配球を考える話。
当然に毎打席同じ攻めでは相手に読まれ
てしまう。起承転結という訳ではない
だろうが、1打席目の配球は2打席目にも
意味を持つ。第3章、第4章へと続く。

ベイスターズの先発投手は3回り目に
捕まるので継投が早くなる。スタミナの
問題もあるだろうが、今日のE.バリオス
にその問題は感じられなかった。しかし
7回途中85球、先頭の俊足植田選手に
出塁を許したところで、ラミレス監督は
迷わずに降板を命じた。理由は明確だ。
E.バリオスクイックに難がある。
かなりの確率で植田選手に盗塁を許す。
だから盗塁をされにくい、一番信頼感の
あるE.エスコバーに代えた。最善策だ。
1点勝負の試合でノーアウト2塁の状況を
未然に防ぐ必要がある。次の打者との
対戦ではなく、問題は植田選手にヒット
されたこと、対ランナーとにあったのだ。
そしてそこにベイスターズ捕手陣の
最大弱点が存在する。3回り目の配球だ。

植田選手は2打席2三振。だから大丈夫。
そうではない。谷繁氏の言うストーリー
があっての第3打席でなく、手の内を
全て見せて、引き出しのない状態。
そして1.2打席目と同じに初球ツーシーム
打って下さいツーシーム
2番打者にそこまで気が回らないかも
しれない。しかし絶対に出塁を許しては
いけない先頭バッターであり、最大限の
気を使う必要があった。そこへ同じ初球
の入り方。失態と言わざるを得ない。
この様な事では、せっかくの好投も
台無しにする。
E.エスコバーが陽川選手に打たれた球は
勝負球なのか、次の布石なのか。
どちらにせよ捕手の意図は投手に伝わっ
ていたのかどうか。
このままでは、3回り目に捕手も交代する
必要があるのではないか。

ストーリー性のある企画の元での6連戦。
試合展開はもちろんだが、ドラマチック
な脚本家としての手腕を捕手に期待する。

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