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2018/07/02 11:18

申告敬遠の是非3

続き・・・

この見解をふまえて、7月1日のカープ戦
を考えてみると、何の疑問も感じない。
まずは2回表2死12塁で8番會澤選手。
前2試合で打たれているので、この日は
抑えなければならないバッター。対策は
練られていた。ボールの変化球に手を
出していたので、この日はフォークで
勝負。フォークを2球続けて追い込むが
2球目が暴投となり、2死23塁と変わる。
ここで当然に次打者投手が頭に浮かぶ。
2球ボールのフォークを振らせている。
トライクはいらない。四球でも構わ
ない。まだ投手有利だったはずだ。
しかし続けた4球目のフォークが高めに
浮く。実はこの1球が3回の伏線となる。
9番投手まで回したことで、3回は1番
からの攻撃になるのはもちろん、
ワンバウンド暴投の後の抜け球フォーク
これでこの日の不安な球種と化した。
そして3回の先頭打者に死球と盗塁。
次打者進塁打で1アウト3塁。同点のまだ
3回。相手投手は防御率4点台。ロペスを
欠く打線とはいえ、1点は覚悟しても
良かった。丸選手に対し逃げてしまった。
ストレートを1球も投げずに四球。
おそらく第1打席はストレートを意識させ
第2打席は変化球を振らせる、という
ストーリーだったのだろう。しかし
ボールには手を出さないのだから、
切り替えなければならなかった。傷口の
浅くて済むうちに開き直らねばならない。
この逃げ姿勢の四球がこの回の悪夢を
生んだ。2死23塁からバティスタ選手を
申告敬遠。バティスタ選手と次打者西川
選手を比較して、本塁打されると試合が
一方的になるケース、西川選手の方が
長打は少ない。選択は合理的。
ここからの4連続押し出しは想定外。
なにせ71年振りらしいから。采配ミスで
はなく、ただの結果論。信頼の厚い投手
に満塁策など迷いない。問題はもっと
前に起きていたのだから。これでこの日の
試合は壊れたが、ラミレス監督の濵口に
対する信頼は変わっていない。1回の失敗
でいちいち見切っていたら誰もいない。

ここからは未確定ゾーンだ。
申告敬遠か4球投げる敬遠か。
ラミレス監督は前者を用いている。
僕の想像では打者のリズムを狂わす事を
優先しているのではないか。やりづらい
という打者の話はよく聞く。今後、
打者ごとのデータも用意する必要がある。
バレンティンの敬遠後は要注意。特に
申告敬遠には闘志を燃やし結果も出す。
5番打者は平然と受け入れる。
打者投手の場合や代打は準備不足になる。
等々のデータが出てくると興味深いし、
ラミレス監督も来年以降に用いる、
もしくは後半戦には用いるデータに
なってくるであろう。
もちろん自軍投手へのリサーチも必要だ。

終わり。

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