「私にはプランがある」

後半戦へ向けて、A.ラミレスの
特別インタビューなる記事を読んで、
「理想」「妄想」「疑問」を1つずつ。

「理想」
先発の柱としてはやはり、
石田健大、今永昇太、濵口遥大の3本。
後半戦に3人で20勝を掲げた。
石田、今永に7〜8勝。濵口に5〜6勝。
順調なら3人で大体35試合の先発。
無茶な目標ではない。ただし、前半戦
27試合で4勝だけの3人が、そんなに
稼げるのか、というだけの話だ。
答えは勿論YES！ワクワクしかない。
そしてこのインタビュー中では1度も
名前の上がらない東克樹。ルーキーに
対する気遣いなのか前半戦のサプライズ
プレーヤーとしても、後半戦のキー
プレーヤーとしても上がらない東克樹。
むしろ強烈な信頼を感じる。
驚いていないし、当然にやってくれる。
攻撃面では「レギュラー選手がある程度
固まったチームを構成すること」を掲げ
ている。当然にお試し期間は一部を除い
て終了した。この先は離脱も許されない。
計算出来ない選手はレギュラーになれ
ない。そして大きな波をなくすこと。
大型連敗は勿論だが反動のある大型連勝
も望んではいない。2勝1敗を繰り返す
のが理想だ。大型連勝は怖い。そう思う。
安定的なチームを目指す、としている。

「妄想」
ここからは僕の妄想。
スーパーサブ梶谷隆幸。
当然だが、選手の調子には波がある。
レギュラーとして考える選手の中で、
この波の長さに不安があるのが、桑原将志
とN.ソト。後半戦に回復を待っている余裕
はない。ラミレス監督の見極めが最も重要
になってくるが、この穴を埋めるのが、
梶谷隆幸。センター梶谷のオプションも
可能な事は確認済み。だから梶谷隆幸には
元気で痩せずに備える事が求められる。
勿論代打、先頭打者、時には勝負所で、
代走として、守備固めとして、ベンチの柱
として欠かせない存在になって欲しい。
なんでも任せられるスーパーサブだ。
花束係は佐野恵太にお願いしよう。

「疑問」
「しばらく流動的な状態が続くのは、
セカンドとキャッチャー」
僕はこの言葉には疑問を感じた。
ショートのレギュラーは決まっている？
ここ6試合は柴田竜拓がスタメン出場を
しているが、これは大和の離脱によるもの
であり、大和が戻り次第ショートの
レギュラーは大和で固定される。大和が
戻るまでは柴田竜拓が固定される。
柴田がショートのレギュラーに定着した、
とは考えにくいので、そう考えるのが
自然だと思う。そしてセカンドは、
柴田竜拓、倉本寿彦を中心に石川雄洋、
田中浩康のベテランを絡めての争いが
予想される。そう考えると、打順も見え
てくる。打順も固定したいはずだ。
万全ならば、(中)桑原(右)ソト(一)ロペス
(左)筒香(三)宮崎と、ここまでは明言。
そして9番に(遊)大和だろう。すると
6番(二)7番(捕)8番(投)となってくる。
6番(二)7番(遊)大和8番(捕)9番(投)も
考えて・・・ないだろうなぁ。

16日はロペスと大和を欠いたスタートに
なるのであれば、それ以外は固定する
意味で、1番桑原2番ソト3番宮崎4番筒香
6番柴田7番嶺井8番バリオス9番倉本に
5番あるいは3番に梶谷を起用する形に
なるのか、それとも暫定的な打順を
組むのか注目。僕は後半戦の最初から
桑原ソトのコンビでスタートした方が
スムーズだし、攻撃的なチーム方針を
内外に示すことで士気を高める意味でも
ベストなのではないかと思う。
投手陣はいきなりのバトルだ。
E.バリオスvsJ.ウィーランド
どちらが残り、どちらがロペスと
入れ替わるのか。外国人枠を巡る
相乗効果を期待したい。
16日、バリオスの気迫あふれる
ピッチングが観れることは間違いない。

そしてもしかすると明日、僕などには
想像もつかない様なサプライズを
ラミレス監督が準備しているかも。

我らがレ・ブルーはシャンパン泡の如く、
赤い炎ヴァトレニに屈するのか。
A.ラミレスはD.デシャン如く、監督として
も女神に愛される男となれるのか。
この秋も幸せが
気泡のように永く
続きますように。

我らがブルーも王者へ！
「私にはプランがある」
この言葉を最後まで信じ抜く！
ワクワク以外は何もない。