スマートフォン版へ

マイページ

770件のひとこと日記があります。

<< 気の早い話... ひとこと日記一覧 桑原将志に代打。... >>

2018/07/27 00:04

1つのアウト

野球は通常、9イニングスで27個のアウト
を取るスポーツで、27個のアウトには、
少なからず重みの違いがある。
1つ目のアウトを早くに取れれば、先発
投手は安心するだろうし、27個目のアウト
は、勝利を確定させるアウトにもなる。
そしてピンチを凌ぐアウト1つは格別だ。

26日ベイスターズが取ったアウトの内訳
平良拳太郎14個
武藤祐太1個
田中健二郎5個
三嶋一輝1個
S.パットン3個
山崎康晃3個

3の倍数に当たるアウトカウントが重い。
今日で言えば、特に15個目と21個目。
15個目のアウトは今日も含めて3試合で、
平良拳太郎が欲しくても手の届かないで、
苦しんでいるアウトカウント。
武藤祐太に後を譲りピンチでもぎ取った
重みのあるアウト。そして三嶋一輝が
渾身のストレートで奪った、見逃三振に
よる21個目のアウト。S.パットンが
3者連続三振で奪った3つのアウトも華麗
だし、田中健二郎が取った5つのアウトは自身に今季初白星をもたらした。
山崎康晃の3つもドラゴンズ最後の反撃を
ねじ伏せ21セーブ目。しかし、武藤祐太と
三嶋一輝の1つずつのアウトこそが、勝利
へ重みのあるアウトカウントだったのでは
ないだろうか。そして平良拳太郎の14個
のアウトが決してムダになったとは
言わない。10個も奪えずに降板する高年俸
先発投手がいる中で、粘って取った貴重な
アウトカウント14個だ。しかしだ、あと
アウト1つを取れないが為に、残念ながら
結果として勝利投手にはなれないし、
首脳陣の信頼も次回登板へ繋がらなく
なってしまうのだ。2軍戦では良い内容の
投球を続けながらも、雨天中止などで、
1軍での登板機会に恵まれず、やっと手に
したチャンスを生かし切れない。14個の
アウトまでは見事なピッチングだった。
多目の失投を少しでも減らし、あと1つの
重みを今まで以上に強く感じ、次回は
意識しないのではなく、強烈に意識をして
5回のマウンドに上がって欲しい。
次の景色が見えた時に、必ずや手に入る
大事なものがそこにはある。
次回が1週間後なのか、その先なのかは
他の先発投手との兼ね合いによる。
次のチャンスがすぐにあるのならば、
兼ね合いではなく、自分の力でまた1週間
後の1軍マウンドを勝ち取って欲しい。

お気に入り一括登録
  • ベイスター

いいね! ファイト!