桑原将志に代打。

打者の調子が下降するキッカケとして、
大振りになる、ボール球を追いかける。
簡単に言うと調子に乗り過ぎて失敗する
パターンだ。ラミレス監督はそのサイン
を見逃してはくれなかった。兆候は前日。
第1打席・ボール球を遊安打
第2打席・スライダー引っ掛け遊ゴロ
第3打席・初球のストライク見逃し、
あとは全てボール球で空三振
第4打席・甘いストレートを中安打
4打数2安打ながらも強引さが目立って
きていた。そしてこの日は1、2打席共に
フルカウントからボール球を振らされて
いる。広島戦打率.091というデータも
手伝って、7月打率4割超の桑原将志は
第3打席のチャンスであっさりと代打を
送られてしまった。では代打の佐野恵太
が広島戦打率が良いかと言えば、そんな
事はないし、むしろ神里和毅の方が相性
は良い。この采配については賛否両論
あるだろう。僕はラミレス監督が試合前
から桑原将志の起用を迷っていたのだろう
と思う。もちろんデータを前にして。
桑原将志の7月絶好調を導き出したのは、
東京ドームで桑原将志は打つ、という
データに基づいて起用した、ラミレス監督
の采配による所が大きい。であるから、
その逆もまたありなのだ。しかし流石に
いきなり桑原将志をスタメンから外す事は
出来なかった。でも明日は分からない。

桑原将志
マツダ打率.143
広島戦打率.077

神里和毅
マツダ打率.368
広島戦打率.244

倉本寿彦
マツダ打率.529
広島戦打率.342

梶谷隆幸
マツダ打率.000
広島戦打率.214

このデータを重視すれば、
桑原外しのオーダーも十分に考えられる。

(中)梶谷隆幸or神里和毅
(右)N.ソト
(一)J.ロペス
(左)筒香嘉智
(三)宮崎敏郎
(遊)倉本寿彦
(捕)伊藤光
(投)京山将弥
(二)柴田竜拓

さて、ラミレス監督のデータ野球は
どこまでなのか、明日のスタメンに注目。